2008年3月12日（水）高科正信先生

高科先生も今期最終の授業になりました。

児童文学作家の高科先生は、毎回子どもの文学にまつわる様々なテーマを設けてのお話がメインです。
その時々のテーマにまつわる絵本や映画の紹介もあるという興味深い内容に、熱心に耳を傾けたりメモを取ったりする受講生たち。いつもなら最後に課題が出て次回までに文章を書いて提出するのですが、最終回のこの日課題はなく、「子どもの文学」全体を通しての先生の考えを熱く語って下さいました。

2008年3月9日（日）太田 朋 先生

この日は太田先生、日曜日は最後の授業になりました。

テーマは「詩に対するさし絵を描こう」というもの。先生が選んだいくつかの子どもの詩の中から、1つ選んでさし絵を描くという授業でした。同じ詩につけるさし絵でも描き手によって全く違う絵になるのが面白く、発表の時には新鮮な驚きがありました。実際に出版される絵本でも文章と絵が違う作家によるものも多いので、興味深い内容になったようです。

2008年3月8日（土）イナキヨシコ先生

この日、イナキ先生の授業は「オリジナルグッズをつくる」というテーマでした。

イナキ先生は一年間を通じて、自分の作品を使って雑貨を作る授業をいくつか行いました。
紙に描いた自分の絵が食器になったり、布にプリントされたり、インテリアやファッションの小物になったり…。実際のイラストレーターとしてのお仕事をイメージしやすい内容です。今期最後の授業になるこの日は、みんな自信作を持ち寄って、楽しく発表・講評する時間となりました。

2008年3月5日（水）市居みか先生

市居先生、今期最後の授業は3時間かけて合評を行いました。

市居先生の授業では一年かけて一冊の絵本をつくることが目標でしたので、何度も試作・発表をくり返して最後の合評会がこの日。まだ途中段階の人もいましたが、どれも面白く、合評中には何度も笑い声が上がるほど！
ここからさらに卒業作品展に向けて作品を仕上げていきます。

2008年3月2日（日）荒井良二先生

この日は荒井先生今期最後の授業でした。

「100年後のみなさんにむけて手紙を書こう」というテーマで、作品の普遍性について考える2時間でした。
長い間絵本を作り続けている荒井先生ならではのお話は、絵本作家を目指す受講生たちには目からウロコだったようで、これから自分たちの作品を見る目も変わっていくのではないかと思います。