絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2020年10月11日(日)絵本ゆっくりコース・はやしますみ先生の授業内容

2020-10-11 18:24:49 | 絵本ゆっくり塾
「こんにちは、はやしますみです。私も絵話塾の卒業生ですよ」
本日の授業は、はやしますみ先生です。



初めに『たんぼレストラン』を読み聞かせしていただきました。
構想から5年、絵本の中に生き物は70種類も描かれています。
図鑑のような絵本です。
本日は貴重なダミー本も見せていただきました。



はやし先生のデビューのきっかけはコンペです。
絵話塾の修了展で展示した絵本『ねーねーのしっぽ』を、ピンポイントギャラリーが主催の絵本コンペに応募して優秀賞を受賞されました。
副賞として、ピンポイントギャラリーで展示が出来るので、この機会に出版社の方に名刺を渡して交流していったそうです。



絵話塾卒業生のはやし先生から、実際にお話が聞けるのでとてもいい機会ですね。

はやし先生の授業は4回あって、残り3回の授業でダミー本を発表します。最後の授業でダミー本を完成するまでが目標です。



「絵本の15場面が完成するまで、自分に中で100~200の情報を集めて、その情報からよりすぐって、15場面が描けるようにしていってもらいたい」と、はやし先生。


後半の授業では、絵本の制作で気を付けたい部分など教えていただき、その後に本日の本題「mass」絵の固まり の説明をお聞きしました。

絵本には「mass」と「ムーブメント」が必要。
黒い紙をランダムに手でちぎって、何枚かを繋げ何に見えるか、「mass」を作ってみましょう。



絵本の絵は、写実的に描くよりフォルムで形を表し、固まりを意識して描く方が、楽しい画面として描くことが出来ます。

裏から見たら何に見えるでしょう? あっ、リーゼントの男の人ですね!
 

 

この一年で、一つのものを作り込んでいく。本当の芯・軸になるところを見つけてほしい。
また「直す力」を身に付けてほしい。とおっしゃっていました。


次回の授業12月13日では、ラフ(ダミー)を一冊、描いてきてください。



みなさんは授業が終わっても、はやし先生の貴重なダミー本を手に取って熱心に見てます。

 

次回の授業で、初めてのダミー本を発表します。
頑張ってくださいね!

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