絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2020年12月20日(日)絵本ゆっくりコース・太田朋先生の授業内容

2020-12-20 18:41:34 | 絵本ゆっくり塾
太田朋先生の二回目授業は、課題「しりとり絵本」の発表と、プラ版画の制作をしました。







用意していたハガキサイズの下絵の上にプラ版を置いて、コンパスなど先の尖ったもので線を削っていきます。
印刷をすると反転してしまうので、文字を入れる場合は気を付けてくださいね。

 

版が完成しましたら、インクを削った面に載せてローラーで丁寧伸ばしていきます。



色を付けたくない部分を寒冷紗で拭き取ります。きれいに拭き取れたらプレスしていきます。

 

インクの拭き取りによっては、全体的に色が付いたり、ラインのみが印刷出来たりと、変化をつけることが出来ます。

 

完成した皆さんの作品です。今年は黄色や緑などのインクも使ったので、色がきれいですね。



課題の「しりとり絵本」の発表もしました。

 

皆さん、完成度も高く楽しい作品やホッコリできる作品など、いろんな作風がありました。

本日で今年の授業は最後です。
ギャラリーvieでは26日(土)まで、太田朋先生の作品展「ところ」が開催中です。
是非、見にいらしてくださいね。


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2020年12月19日(土)イラストレベルアップコース・サタケシュンスケ先生の授業内容

2020-12-20 14:53:24 | イラストレベルアップコース
今日のイラストレベルアップクラスは、サタケシュンスケ先生2回目の授業です。
本日のテーマは「作品を世の中に発信する①」です。
営業、公募、展覧会など、手を動かし、足を運んでできることについてのお話です。

まずは自分の絵や存在を知ってもらうことが大切です。
そのためには、売り込み、人からの紹介、宣伝広告、展覧会や公募などの方法があります。
サタケ先生は、どこで見てもらえるか知らなかったので、路上販売から始めたのが第一歩だそうです。



「手軽に始められそう」という理由で始めたけれど、見てくれるのは街行く人です。「とにかく誰でも見て欲しい」では仕事に繋がらない。
イラストレーターになりたいなら、ちゃんと見てもらうべき人に見せなければならない、と気付かれたそうです。
そして個展をすることに。
見ていただきたい方に案内状を出して、実際に見に来ていただき仕事へ繋がったそうです。

売り込み先としては、出版社、グッズメーカー、デザイン事務所、イラストエージェンシー、ギャラリーなどです。
授業では具体的な出版社名や、関西のエージェンシー名や特徴など、「すぐに持ち込みに行こう!」と思える貴重な情報を教えてもらえました。



次に売り込み方法です。
売り込み先が決まれば、そこの制作実績、専門、得意分野など下調べをします。
自分の作品を、例えばどう使って欲しいか、どんなことで役に立てるかを具体的にアピールするなど、売り込み方法のポイントを聞きました。
好きなアーティストのCDジャケットのイラストを描いて、売り込むのも一つの方法ですね。
売り込み後のアフターフォローも大事ですよ。定期的に連絡しましょう。


後半では、自分の記憶をたよりに絵を描くワークショップをしました。

お題が出て、その絵を覚えている範囲で描いてみました。
まずはパンダを描きました。
パンダの黒と白がどのラインで分かれているのか、分かっているようで正確のは知らない方が多いです。





次にレッサーパンダ・アライグマ・たぬきを描き分けてみました。

アライグマやタヌキは、マンガのイラストになっていることも多いので、そのイラストの印象が強いです。
でもそのイラスト自体が間違っていることもあるので、きちんと調べて描きましょう。
自分の思い込みのイメージを疑ってみてください。

 

次回のサタケ先生の授業は、「作品を世の中に発信する②」で、webを使っての営業方法についてです。

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