本日はWAKKUN先生の二回目の授業で、90×90センチの和紙に墨で絵を描くワークショップです。
昨日は1月17日、淡路阪神大震災の日でした。
WAKKUN先生も長田で被災され、当時のお話を聞かせていただきました。
震災から5年後、芦屋市立美術館で開催したライブペインティングでは、
もしあの時、自分が死んでいたら、子どもたちに何を残せただろうかと考えてみると、
空の上から娘や息子を見た時「お父さん、ボク達大丈夫やで!元気に歩いていくからな!」と
言ってもらえたら嬉しいと思って、タテ2メートル、ヨコ10メートルもの大きな紙に
「てくてく 歩く ボクたちは これからも しっかりとね 福の種まけ ボクらの前に ボクらの後に」と描かれたそうです。
「描くものは皆違うけれど、一番大事なものは心の根っこの部分が宿っているかどうか」
WAKKUN先生は熱く語っていました。
まずはWAKKUN先生がお手本で描いて見せてくださいました。
力強く一気に描き上げました。
「家来の一人もいない王様」
人それぞれが主人公というテーマの絵です。
「凛」とした気持ちで描いているそうです。
WAKKUN先生が描いた絵は、ジャンケンで勝った人にプレゼントしますよ。
「上手く描こうとは思わず、愛おしいと思う気持ちを表現してください。今日の授業は、心の中にあるものを外に出す練習です」とWAKKUN先生。
描き始めはためらっていた方も、一筆描き始めるとすらすらと描かれています。
皆さん勢いがあっていいですね。
静かに丁寧に描くのもいいし、大胆に一気に描き上げてもいいですよ。
墨の濃い薄いも水で調整してくださいね。
完成したら発表します。
人それぞれ思う(表現したいこと・表現の仕方)ことは違います。
今日の授業では、心が動く大切な部分を、絵にして具体化するという授業でした。
次回の授業では、細長い紙に墨で絵を描きます。
お楽しみに!
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2023年
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