今日はイラストレベルアップコース、デザイナーの駒井和彬先生の授業です。
今回の授業は課題「ZINEを作ろう」の発表です。
ZINEとは、自由な手法で好きな「もの」「こと」を1つの冊子にまとめた個人制作の本のことです。
今回の制作では、
①テーマ性のあるオリジナルの作品集にする
②既存作品をベースにしても良い。ただし、描き下ろしを2点以上入れる
③8ページ以上にする
ということが課題です。
どういった用途か?
見てもらいターゲットは?
苦労した点や気に入っている点などを発表して下さい。
駒井先生の授業では、それぞれの発表の後、100点満点の作品でも120点になるように、その作品についてお互いにコメントを伝え合います。
それでは、発表です。
発表側
・「『インクトーバー』というインクを使ったイラストを10月の1か月間にわたって、1日1枚投稿するアートチャレンジイベントがある。昨年、そのインクトーバーに挑戦した際のイラストとそのリメイクをまとめた」
・「働いている食堂のメニューを描いた。どのような思いでそのメニューを作っているか裏側も見せる感じにした」
・「架空の町を切り取り、朝から晩までをストーリー展開してみた。蛇腹折りで仕上げ、名刺代わりに渡したい」
・「自分のキャラクターを分かってもらえる旅の本にした。シリーズ第1弾として『イラン』をテーマにした」
講評側
・「イラストが小さいのがもったいないので、もっと大きく配置した方が良い」
・「短歌が入っていて、イラストとの融合や、手描き文字が可愛い」
・「得意としている植物モチーフをもっと全面に押し出してみては?」
・「サイズが異常に長い、異常に大きいなど、イラストの良さを更に引き立たせるような『裏切る』魅力がもっと見られたら良い」
箔押しにチャレンジされたり、カーテンをテーマに扱った方がいらっしゃったり、バリエーション豊富なZINEばかりで、授業終わりにお互いのZINEを交換したり、プレゼントし合う姿も見られました。
また、駒井先生もZINEを作られたので皆さんに発表され、「サイズ感が可愛い」「色が勉強になる」といった感想が聞かれました。
次回、駒井先生の授業では通年課題である「イラストで売り上げる」の発表です。クライアントワークに限らず、ストックイラストや原画販売など、売り上げる方法は、なんでもOKです。どう進めて良いか分からない方は、いつでも相談してくださいね。
皆さんの発表を楽しみにしています。
ではまた!ナマステ!
●6月のガイダンス(説明会)のお知らせです。
秋から始まる絵話塾の生徒を募集しています。
絵話塾にご興味のある方は、ぜひご参加ください。
お待ちしています。
6月3日(土) 18:00~
6月4日 (日) 18:00~
6月11日(日) 18:00~
6月17日(土) 11:00~
6月18日(日)18:00~
6月24日(土)18:00~
6月25日(日) 18:00~
詳しくはメールkaiwajuku@galleryvie.jp
またはtel.078-332-5808までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。