やまめの庭つくり

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秋の鎌倉

2010-11-28 | 樹木
今日はポカポカとて日差しがまぶしく,気持ちのいい日でしたね.

2ヶ月に一度の鎌倉円覚寺塔頭松嶺院浄名会に参加してきました.

今日は座禅の時に目を開けたまま,前の人の腰あたりを見つめながら呼吸の数を数えてみたら,結構妄想が少なくて済んだ気がしました.

目を開けたまま前の人の腰あたり,本当は1メートル先くらいを見ていると外から見ると半眼に見えるということです.

また,何か考えてしまうと頭が徐々に下がってくるので,妄想がわいているということがすぐにわかってしまうんだそうです.

今まで何度となく同じような説明を聞いていたと思うのですが,老師の言葉が今日はすっと耳に入ってきました.

法話も今日はわかりやすい主題でした.

今日心に残った言葉は,座禅=息を吐く回数を数える作業であり,その効用は

「因果のカス(辛い,苦しい,かわいい,悔しい等の気持ち)を捨てられる.(一定期間だけれど).」

「名声とお金に縛られて汲々とした気持ちから解放される」

ということでした.

因果のカスを捨てて,さっぱりした人間になりなさい,という言葉に共感しました.

そうありたいものです.




そして浄名会が終わり,円覚寺の境内に出ると大勢の観光客でにぎわっていました.

モミジとイチョウの紅葉が見頃を迎えていました.

この2種はありふれているかも知れませんが,間違いなくテンションがあがる組み合わせですね.

日本人のDNAに秋を愛でるという塩基が組み込まれているとしか思えませんyellow18kirakira2





やはり,赤.気持ちが高揚してきます.





でも,黄色もまばゆくて輝いて見えます.



赤,黄色,緑・・・と同じモミジなのに時間差が生まれます.

これもいい味出すポイントかも・・・



秋の雰囲気たっぷりで,この境内の紅葉を見ただけでかなり満足しました.



グレゴリウス荘3

2010-11-28 | イタリア庭園紀行
Villa Gregorianaの公園のような庭園をハイキングのように楽しんでいるしているうちに,とうとう入り口から向かいの丘の上に見えた円柱が立つ場所の下にたどり着きました.



ここは岩の抜け道だったりしてyellow16

石の間に煉瓦の壁がくっついているというか,めりこんでいるというか.

屋敷の後だったんでしょうか.

建物の上に登るとカフェでしたitem5



とにかく,アップダウンの激しい園内を回ったので,カフェでやっと一休み.



アイスココア・・・だったようなalienquestion

日本ではアイスドリンクを頼むと氷が入った液体が出てくると思うのですが,イタリアでは微細な氷がたくさん入ったシャーベットドリンクのようなものでした.

濃厚な甘さが歩き疲れた身体を一気にリフレッシュしてくれました.



ずっと見えていた円柱の遺跡っぽいもの.

何かのステージのようなものだったんでしょうか.



向かいに見えるエニシダが咲く丘には大きな十字架が・・・・

てっぺんに大きな十字架・・・何か特別な意味があるのか,キリスト教文化の発露なのか,についてはよくわかりません.



最後はこの横を抜けるとテイボリの街に出るので,駅までまたまた楽しい散策です.