やまめの庭つくり

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久々のスケッチ

2018-04-15 | ランドスケープ
週末に,JLFスケッチ塾に参加して,増上寺と東京タワーに向き合い,無心にスケッチをしてきました.

以前スカイツリーを描いたのは何と2012年でした



気温がかなり低くかったので,参加者全員寒さと自分の気持ちとのたたかいで作品数や仕上がりに影響が出たようでしたが,対象に向き合ってただひたすら表現を考え悩む時間は気持ちの良いものでした.

東京タワーに登ったことはもちろん,足元まで行ったことがなかったのでとにかく近づいて見ることにしました.

芝増上寺の三解脱門からは本殿の右後ろに東京タワーが見えました.

敷地に沿って近づいていくと,5分足らずで東京タワーに到着.

足元に行くと,てっぺんが見えず,その代わりオレンジ色の鉄骨のトラスト構造(というのでしょうか)の迫力がぐっと迫ってきて驚きました.

全体が見える位置まで下がると,急にその迫力がなくなって優しい感じになるのが不思議でしたが,鉄骨が細身のものを使用していることと,輪郭が曲線のためなのかなと思いました.



構造物を描くのが苦手なので,この鉄骨に翻弄され,1枚目のスケッチは縮尺,構図ともにめちゃくちゃに・・・alienase2


東京タワーの複雑な鉄骨に疲れ,2枚目は構造物でもまとまりがあってもう少し書きやすそうな増上寺の黒門(17世紀後半のものと推測されている)を描くことにしました.



ここですっかり基礎的な事も忘れ,感じたままに描いたものがこれ,です.



脳が感じた錯覚のようなものからとうとう離れられず,門の屋根バランスが妙なことに

本当に向こう側の屋根がすごく下がって見えたんですが・・・

あとで,平行四辺形を想像しながらスケッチするとバランス取りやすいと教えてもらいました.
そうかぁ・・・・symbol6symbol6


気を取り直して,3枚目は増上寺本殿と東京タワーのコンビネーションでそれらしくなることを期待して挑戦.



本殿のバランスがアレ?という感じで笑うしかないですが・・・

出来はともかく,とにかく頑張って集中して描くことは出来ました.



日常の中でスケッチする機会が減っていましたが,こういう豊かな時間を時々思い出して集中しながらリフレッシュできる幸せを味わいたいものです.