やまめの庭つくり

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困っていること

2019-07-15 | 植物の病気・虫の話
今年の梅雨は,本当に晴れ間が少なく日照時間が記録的に少なくなっているようですね.

そのせいかわかりませんが,鎌倉のお庭ではハトムシという白い虫(幼虫)が大発生.

樹木や植物の茎を真っ白にしています.
この状態からシラコババとかシロコババとも呼ばれるようです.



尾から白い蝋状物質を出して身体にまとい,植物にも粉状のものをつけているので一見カビか病気のように見えますが,物理的に軽くこするとぴょんと飛んで逃げていきます.



カメムシやアブラムシ,セミと同じ仲間なので,クチバシで吸汁するのですが,それほど大きな被害が出ているわけでもありません.

花の近くに粉粉した白いものがくっついて見た目が非常に悪い以外は・・・

なので,薬剤で駆除するのもどうかなと思ってしまいます

和名アオバハゴロモ.

顔は蝉に似ていますが身体全体を覆うような三角っぽい羽根は薄緑色で美しく,優雅な名前にぴったりです.

学名もGeisha distinctissimaと「芸者」が入っているくらいです.

植物の観賞には茎も大切な要素なので,どこかに行ってくれないかな・・・とずっと願っているのです.