朧谷 壽,後藤 祥子,秦 恒平,福嶋 昭治,日び 貞夫
Amazonランキング:194595位
Amazonおすすめ度:
Amazonおすすめ度:
10月に買った朧谷壽先生の『源氏物語を歩く』(楽学ブックス―文学歴史)のご紹介。
10月11月と慌しかったので、今頃になってしまいました。
源氏物語のゆかりの地について、各所で連載されたりご講演をされている朧谷先生の新刊『源氏物語を歩く』(楽学ブックス―文学歴史)が発売されると知ったとき、それはもう嬉しくてネットで予約注文しました。
数年前、1999年に発行された朧谷先生の著書『源氏物語五十四帖を歩く』(JTBキャンブックス)を取り寄せて購入し、何度も何度も読んでいたからです。
源氏物語五十四帖を歩く
(JTBキャンブックス)
Amazonの『源氏物語を歩く』(楽学ブックス―文学歴史)のページでは、
源氏物語の舞台を歩く、ひと味違う京都ガイド。最新の研究成果を盛り込み、光源氏が見た風景を紹介。
と表記されており、今年新たに最新の成果研究を盛り込んで書き下ろされたのだと勝手に思い込んでしまいました。
しかし、手元に届いてドキドキしながら包みを開けた『源氏物語を歩く』(楽学ブックス―文学歴史)は表紙やカバー写真は違うものの、内容はほぼ1999年刊行の『源氏物語五十四帖を歩く』(JTBキャンブックス)と同じでした。。。
それで、がっかり・・・というわけではありません。
朧谷先生の著書のファンですから
でも、『源氏物語を歩く』(楽学ブックス―文学歴史)のどこかに
“この本は、1999年に発行された『源氏物語五十四帖を歩く』(JTBキャンブックス)を加筆・訂正したものです”
みたいな注意書きが欲しかったです~。
掲載写真はモノクロ写真だったものがカラー写真に差し替えられていたり、全く違う写真(例えば、今年建てられた「源氏物語ゆかりの地説明板」がちらっと映っている)になっているページもあったりして完全に同じものではありません。
カラー写真となったことでとても嬉しいです。
また、1999年版では掲載されていなかった二条城・賀茂斎院跡(櫟谷七野神社)・車折神社・貴船神社・円山公園の桜が『源氏物語を歩く』(楽学ブックス―文学歴史)には新たに掲載されたことは特記すべき点かと思います。
系図も登場人物ひとりひとりの説明文が付いたので親しみやすくなりました。
六条院の図も見やすくなったな~と思います。
1点残念なのは、今年、『源氏物語』マニアなら立ち寄った人も多かったはずの「此附近 源融河原院址」の石碑の写真が古いままだったことでしょうか。
石碑の位置が最近少しだけ移動しました。
重箱の隅をつつくようでごめんなさい。本当にマニアックですね。(笑)
それだけこの本を愛しているということでご勘弁を。
web拍手ありがとうございました。
下のリンクをぽちっと押すだけです☆ メッセージも送信可能です。
⇒web拍手を送る
<HP『花橘亭~なぎの旅行記~』に戻る> <コメントをくださる方は掲示板へ>