晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

明石市 善楽寺 戒光院(2008年11月)

2011年06月10日 | 日記
無量光寺と蔦の細道の続き。

無量光寺の東にある善楽寺を訪ねました。
法寫山善楽寺(ほうしゃざんぜんらくじ)は戒光院・円珠院・実相院の総称です。
明石で最も古い寺で創建は7世紀後半。

平安末期、平清盛が再興したと伝わります。

『源氏物語』に登場する“明石の入道”の邸宅に見立てられているお寺でもあります。




ぜんらくじ かいこういん
善楽寺 戒光院


住所:兵庫県明石市大観町11-8



■山門


山門



明石市指定文化財「清盛五輪塔」の解説板
山門の近くにあります。


善楽寺のお地蔵さま


魚藍観世音菩薩




■戒光院 本堂


本堂 正面から


東側から


西側から


本堂の扁額




■戒光院 光源氏古跡「明石の浦の濱の松」



本堂の前にある
「光源氏古跡 明石之浦之濱之松」

堂々とした枝ぶりが立派。




■戒光院 「明石入道の碑」


明石藩主・松平忠国が『源氏物語』の
明石入道「浜辺の館」跡を思い、碑を建てたのだとか。



明石入道の碑



松平忠国自詠の歌

 いにしへの 名のみ残りて 有明の
  あかしの上の おや住みしあと


※「明石入道の碑」の裏側にあります。



横から見た石碑




■戒光院 文部省唱歌「牧場の朝」碑


「牧場の朝」の作曲者・船橋栄吉は明石市出身。




■戒光院 「平清盛の供養塔」


全景


高さ3,36メートルの花崗岩の五輪塔で鎌倉時代の作です。
平清盛の甥・忠快法印が建立したものと伝わります。





■源氏物語「須磨」「明石」紀行 クイズ


善楽寺に住んでいたのは??









お庭の様子。




明石市内の源氏物語とゆかりのある地をめぐっていると、『源氏物語』が実際にあった物語であったかのように錯覚します。
それだけに『源氏物語』ファンにとっては、おもしろく興味深い街だと思えます。



善楽寺 円珠院・実相院へ続く





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明石市 無量光寺と蔦の細道(2008年11月)

2011年06月10日 | 日記
魚の棚商店街 喜楽の続き。

山陽電車で「明石」駅から「西新町」駅へ移動。
『源氏物語』の主人公・光源氏が月見をしたと見立てられた無量光寺を訪ねました。




むりょうこうじ
無量光寺


住所:兵庫県明石市大観町10-11



■無量光寺 山門


山門



私たちが訪ねた頃は、山門に
こんなクイズが掲示されていました。



■無量光寺 本堂


ご本尊は、阿弥陀如来。



本堂前の燈籠






■源氏稲荷



無量光寺の境内に源氏稲荷社があります。



源氏稲荷の鳥居



「源氏稲荷大明神」扁額



御祭神






■蔦の細道<山門前>


蔦の細道
南側から見たところ。

善楽寺<戒光院>の本堂が見えます。



塀の上を見上げると蔦!



『源氏物語』の光源氏がこの道を通って
明石の君を訪ねた・・・と想像。



お地蔵様のお堂



微笑みを浮かべたお地蔵様



山門前



無量光寺の山門は矢印の方向にあります。





■文学遺跡「源氏物語の里」






明石市教育委員会の解説板








善楽寺 戒光院へ続く




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