晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2004年2月撮影 絵合わせ その2

2014年10月27日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「絵合わせ」その1 に引き続き、2004年2月に
風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。


 左方<源氏・斎宮女御(のちの秋好中宮)側>


源氏。
二位薄紫束帯姿。


汗衫姿の女童。


同じく汗衫姿の女童。


唐衣裳姿の女房たち。

左方の女房・女童の衣裳は赤系に統一しています。





 右方<権中納言(もと頭中将)・弘徽殿女御側>


権中納言(もと頭中将)。
三位薄紫束帯姿。


汗衫姿の女童。


同じく汗衫姿の女童。


唐衣裳姿の女房。

右方の女房・女童の衣裳は青系に統一しています。






 局~女房の日常~へ続きます。



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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2004年2月撮影 絵合わせ その1

2014年10月27日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「季の御読経」その2 に引き続き、2004年2月に
風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。

寝殿北廂では、『源氏物語』<絵合>より
「斎宮女御(のちの秋好中宮)と弘徽殿女御の絵合わせ」が展示されていました。

記事をふたつに分けてご紹介します。



源氏31歳の3月、
内裏の清涼殿において絵合わせが行われました。



展示全景。


権中納言(=頭中将、弘徽殿女御の父)と内大臣(=源氏。斎宮女御の後見役)

権中納言は、右方。
源氏は、左方です。




御引直衣姿の冷泉帝。


冷泉帝の御前には華足(けそく)の机が置かれています。
左方は紫檀(したん)の箱に蘇芳の華足の机。
右方は沈の箱に浅香(せんこう)の華足の机。




尼姿の藤壺女院。




絵の判者は、帥の宮(=のちの蛍兵部卿宮)が行いました。






 絵合わせ その2へ続きます。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2004年2月撮影 季の御読経 その2

2014年10月26日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「季の御読経」その1 に引き続き、
2004年2月に風俗博物館で撮影した様子です。

紫の上のお便りは
殿の中将の君(=夕霧)を使者として
秋好中宮に差し上げたのでした。




紫の上の文(ふみ)を目にした秋好中宮。
唐衣裳姿。





禄(ろく)の準備をする女房たち。


女房1


女房2


女房3








禄として下賜された細長を被く夕霧。
夕霧は、四位濃緋束帯姿。







 絵合わせへ続きます。




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2004年2月撮影 季の御読経 その1

2014年10月26日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2004年2月に
風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。

寝殿では、『源氏物語』<胡蝶>より
秋好中宮主催による「季の御読経」が展示されていました。

記事をふたつに分けてご紹介します。



寝殿南東側から見た様子。
池に龍頭鷁首(りゅうとうげきす)を浮かべています。


寝殿南西側から見た様子。
柱や長押には優美な幡や華鬘(けまん)が飾られています。


源氏36歳の春、
六條院 秋の御殿において
秋好中宮主催による「季(き)の御読経(みどきょう)」
執り行われました。


紫の上は、容姿のすぐれた女童を
胡蝶(こちょう)・迦陵頻(かりょうびん)の姿にして、
胡蝶には金の花瓶にいけた山吹を
迦陵頻には銀の花瓶にいけた桜を
供花として秋好中宮のもとへ届けます。



胡蝶。


迦陵頻。



銀の花瓶を手にした女童。



階で花瓶を捧げる女童。




源氏は一位濃紫束帯姿。




袍裳(ほうも)七条袈裟姿の僧。




裘代(きゅうたい)姿の僧と殿上人。





 季の御読経 その2へ続きます。





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【情報】 特殊切手「古典の日制定」10月31日発行!全国の郵便局で買えます♪

2014年10月25日 | 情報
 源氏物語や紫式部に関連する情報です。

日本郵便株式会社
『古典の日』(11月1日)が制定されたことを記念して、
特殊切手「古典の日制定」を発行されます。

10月31日(金)発行

全国の郵便局で買えるほか、
通信販売も行われるのだとか。

 ※日本郵便 特殊切手「古典の日制定」
 ⇒ http://www.post.japanpost.jp/index.html
 ⇒ http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2014/h261031_t.html


82円切手×10枚=1シート820円。

意匠はこのようになっています。

 (1) 紫式部日記絵巻と書籍
 (2) 華道と囲碁
 (3) 能楽と文楽
 (4) 琵琶と演芸
 (5) 源氏物語絵巻と巻物



絵柄がとても素敵ですね。
発売が楽しみです。



 関連ニュース記事。

 ※信濃毎日新聞 10月24日(金)
 「貝覆い」の切手31日発売 長野出身の生越さんが下絵
 ⇒ http://www.shinmai.co.jp/news/20141024/KT141016SJI090018000.php





 当方のwebサイト『花橘亭~源氏物語を楽しむ~』内のページもどうぞ。

 ・切手に見る紫式部と『源氏物語』





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