植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

◇兼六園の梅林2020-2 アオジク、シロカガ、コウメ、リョクガク

2020-03-08 04:18:59 | 金沢・石川の観光


金沢の観光スポットレポート(No.1763)

◇兼六園の梅林2020-2 アオジク、シロカガ、コウメ、リョクガク

〇梅林の歴史

兼六園の梅林は、藩政時代には竹沢御殿や馬場などがあった跡で、明治には長谷川準也の屋敷となった。戦後は兼六園広場として野外催事に使用され、その後金沢大学が城内に移ってからは、昭和43年(1968)明治百年記念事業として「兼六園梅林」が造営された。ところが、長年の放置と踏圧された荒地に植えられた梅株は育ちが悪く、昭和48年(1973)改めて樹間に深溝を掘り、堆肥を補い、高く盛土して勢いを再生させた。

開園時には太宰府天満宮、防府天満宮、北野天満宮、道明寺天満宮、湯島天神、偕楽園、七塚町、兼六園観光協会などより、白梅13種・160本、紅梅13種120本が寄贈され、昭和50年(1975)ロータリークラブより白梅25本が寄贈された。



5)アオジク(青軸)

青軸性、実梅、一重、中輪、若い枝と愕は緑色。花梅としても楽しめる。花色は緑がかった白。果色は緑黄色の大粒の早生種。梅酒、梅干、梅ジャムなどに利用できる。梅林に6本ある。







■写真はアオジク



6)シロカガ(白加賀)

野梅性、実梅、一重、中・大輪。江戸時代からの歴史ある実梅。現在は群馬県を中心とした関東での栽培が多い。花も美しく観賞用として楽しめ、香りもいい。樹勢は強いが花粉少なく自家不結実性。







■写真はシロカガ



7)コウメ(小梅)

野梅性、実梅、一重、小輪。樹勢がかなり弱っている。梅林に1本のみ。



■写真はコウメ



8)リョクガク(緑萼)

青軸性、実梅、八重。中輪。枝や萼は緑色で、つぼみも緑。白色、花弁は波型。緑愕は随身坂料金所手前(金沢神社近く)にある。園内に1本のみ。



■写真はリョクガク


◇兼六園の梅林2020-5 ブンゴ、ヤエハクバイ、ケンキョウ、ヤバイ

◇兼六園の梅林2020-4 マヤコウ、リョクガクシダレ、ヤエハクバイ、ギョクエイ

◇兼六園の梅林2020-3 オウシュク、ベニシダレ、ミチシルベ、カゴシマベニ

◇兼六園の梅林2020-1トウジウメ、ヤエカンコウ、ヒノツカサ、ヤエトウバイ

(つづく)