かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

広渡廃寺跡歴史公園に行って来ました

2010年05月02日 | 旧ブログ記事(文化財関係)
 今日は兵庫県西部のお寺めぐりをしました。

 鶴林寺一乗寺浄土寺です。

 最後は浄土寺近くの広渡廃寺跡に立ち寄りました。国史跡に指定されていて、現在は広渡廃寺跡歴史公園として整備されています。

 建物復元こそされていませんが、伽藍全体の様子が20分の1の大きさで復元された模型が野外展示されています。それがどんなものなのか、長者ヶ原廃寺跡の整備の参考にするために訪れたわけです。

 遺跡の概要をつかむためガイダンスホールの展示を見学しましたが、わかりやすく説明されていて、とても勉強になりました。史跡の方も、模型があることで全体像もつかみやすくなっていると思います。

 また、遺跡の説明はとかく遺跡があった時期のことだけを対象としがちですが、すぐ近くにある浄土寺との関係までされていて、遺跡の「その後」までフォローしてあることはとても勉強になりました。

 浄土寺ではたくさんの観光客(kaneurikichijiの知り合いの、関西の大学に勤めている方とも偶然お会いしました)が参拝していましたが、広渡廃寺跡歴史公園にはそれほど来ていないようでした。

 もったいないことです。いい遺跡がよく分かりやすく説明されているので(野外展示も含めて)、浄土寺にお参りしようとする方は、この遺跡に立ち寄ってからにすることをおすすめします。

 その理由は、広渡廃寺跡歴史公園に行けば分かるはずです。


広渡廃寺ガイダンスホール入口。ここで広渡廃寺跡について学習することができます。


歴史公園として整備された広渡廃寺跡。
コメント
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