紀伊国分寺跡の後は、この日最後の目的地、粉河寺(こかわでら)へ。
粉河寺・中門。重要文化財に指定されています。
本尊は千手千眼観世音菩薩。
豊臣秀吉の紀州攻めの際、堂舎が焼き払われたため創建時に遡る建物はありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/64/295e60032e07990f807f8f9aa98d0494.jpg)
江戸時代に再建された本堂も重要文化財。手前の粉河寺庭園は国の名勝に指定されています。
けれども粉河寺は、長者ヶ原廃寺跡の時代、今から千年ほど前に観音信仰の霊場として多くの貴族の参詣を受けたお寺ですし、何より本尊の造顕のいわれを絵巻にした粉河寺縁起(詳しくはここ)の舞台。
ですので、その場の雰囲気だけでも味わいたくて足を伸ばしたわけです。
行ったからといって、必ず何かが分ったり感じられたりするわけではないのですが、その地に行くということを、研究者の端くれとしては大事にしたいと常々思っているのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/55/81001b3e80d59274a0b3e33177612f98.jpg)
本尊は千手千眼観世音菩薩。
豊臣秀吉の紀州攻めの際、堂舎が焼き払われたため創建時に遡る建物はありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/64/295e60032e07990f807f8f9aa98d0494.jpg)
江戸時代に再建された本堂も重要文化財。手前の粉河寺庭園は国の名勝に指定されています。
けれども粉河寺は、長者ヶ原廃寺跡の時代、今から千年ほど前に観音信仰の霊場として多くの貴族の参詣を受けたお寺ですし、何より本尊の造顕のいわれを絵巻にした粉河寺縁起(詳しくはここ)の舞台。
ですので、その場の雰囲気だけでも味わいたくて足を伸ばしたわけです。
行ったからといって、必ず何かが分ったり感じられたりするわけではないのですが、その地に行くということを、研究者の端くれとしては大事にしたいと常々思っているのです。