松山でまず訪れたのはここ、
奥の仁王門は重要文化財です。
四国八十八箇所の第52番札所、太山寺(たいさんじ)です。
現在の本堂は、今から約700年前の嘉元3年(1305)に再建されたもので国宝。
どっしりとしていて風格がありますねぇ。
正面から見ると柱間は7間(柱が8本立つ)ですが、側面は9間。
つまり奥行きが深い建物なのです。
本尊は十一面観音像ですが、普段は厨子(これも本堂と一緒に国宝です)に納められています。
この十一面観音像には面白い伝説が。
解説板によればこうです。
豊後国、今は大分県の長者が船で難波(大阪)に向かっていたときのこと。
嵐に遭って難破しそうになった長者は、一心に「南無観世音菩薩」と唱え救いを求めます。
すると今は太山寺のある龍雲山から五色の光が射し込み、海が穏やかになりました。
ありがたく思った長者が山に登ってみると、そこにはお堂があり、十一面観音がまつられていました。
長者は豊後に戻って、用材を切り出し、大工を集めます。
そしてふたたび龍雲山にやって来て、一夜にしてお堂を建てたといい、そのため一夜堂とも呼ばれたとか。
残念ながら、現在の本堂がその一夜堂ではないようですが、現在でも、厨子の中に平安時代中ごろ(今から約1000年ほど前)に作られた十一面観音像が安置されているようです。
秘仏で、ご開帳は50年に一度とか。
ぜひとも一度お顔を拝んでみたいものです。
参道には遍路茶屋が。以前は遍路宿だったようで、歩き遍路さんは無料で休憩できるようです。
奥の仁王門は重要文化財です。
四国八十八箇所の第52番札所、太山寺(たいさんじ)です。
現在の本堂は、今から約700年前の嘉元3年(1305)に再建されたもので国宝。
どっしりとしていて風格がありますねぇ。
正面から見ると柱間は7間(柱が8本立つ)ですが、側面は9間。
つまり奥行きが深い建物なのです。
本尊は十一面観音像ですが、普段は厨子(これも本堂と一緒に国宝です)に納められています。
この十一面観音像には面白い伝説が。
解説板によればこうです。
豊後国、今は大分県の長者が船で難波(大阪)に向かっていたときのこと。
嵐に遭って難破しそうになった長者は、一心に「南無観世音菩薩」と唱え救いを求めます。
すると今は太山寺のある龍雲山から五色の光が射し込み、海が穏やかになりました。
ありがたく思った長者が山に登ってみると、そこにはお堂があり、十一面観音がまつられていました。
長者は豊後に戻って、用材を切り出し、大工を集めます。
そしてふたたび龍雲山にやって来て、一夜にしてお堂を建てたといい、そのため一夜堂とも呼ばれたとか。
残念ながら、現在の本堂がその一夜堂ではないようですが、現在でも、厨子の中に平安時代中ごろ(今から約1000年ほど前)に作られた十一面観音像が安置されているようです。
秘仏で、ご開帳は50年に一度とか。
ぜひとも一度お顔を拝んでみたいものです。
参道には遍路茶屋が。以前は遍路宿だったようで、歩き遍路さんは無料で休憩できるようです。