かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

天気がいいので海を見に行く~釜石編~

2013年02月25日 | 旧ブログ記事(その他)
ご飯を食べたり買い物したりしましたが、まだ時間があったので帰り道は釜石大観音に立ち寄りました。



胎内のらせん階段を昇り、観音様が抱く魚の所まで行くと・・・



釜石湾が一望できます。

ここに来るまで知らなかったのですが、最初に日本人によって作られた海図は、1872年の「陸中国釜石港之図」なんだそうです。

釜石港が選ばれたのは、東京と函館の中間補給地点で、官営製鉄所が建設される予定だったためだとか。

そうした重要地点だからでしょうか、釜石は第2次世界大戦末期にはアメリカ軍による艦砲射撃を受けています。

釜石駅近くの鈴子広場にはこんなモニュメントがあり、そばにある石碑にはこんな文章が刻まれています。


2011年7月11日撮影

 『あすに向かって
  我々釜石市民は、幾多の困難を不屈の意志を持って乗り越えてきた。
  先人たちが築いてきた歴史の継承と、次世代のたゆまざる発展を願い、
  その思いを天空に舞い上がる鳥の姿に託し、市制施行六十周年を記念し
  造形作家岩間正男氏により、制作され建立したものである。
                               平成9年9月 釜石市』


この碑文の通りになってほしいと心から願っています。

桜の季節に大槌と一緒に釜石にまた来ます。

地酒の浜千鳥は刺身によく合いますし、釜石ラスクのほたて味はビールにぴったりだから。