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FA225のトップで調理する?

薪ストーブユーザーなら薪ストーブで料理をするってのも楽しみの1つですかね。

バーモントキャスティングスの触媒機は、トップローディングという構造上、天板の真ん中が鋳物1枚だけなので、かなり高温にすることが出来ます。 なので、スキレットがあれば強火が欲しい焼肉なんかも簡単に出来ちゃう訳です。 焼いてて強すぎると思ったら横にずらせば火加減が調整できますから、コトコト煮物にも向いてますね。

ストーブトップだけでなく熾き火で一杯になった炉内を使えば、ダッチオーブンも使えるし、五徳を置いて網焼きだって出来ちゃう。 アンコールはその気になれば結構なバリエーションで料理を楽しめるという薪ストーブな訳です。 まぁ何かと便利ですね。

ならば、ダッチウエストの触媒搭載の薪ストーブではどうか? と言うと、炉内は別として、トップでの調理はアンコールには叶いませんね。 と、実はずっと思ってました。 吾が家のFA225は仕事場にあるので、そもそも薪ストーブで料理するってことに関心が無かったこともありますがね。 しかし、本当にFAシリーズじゃトップで強火料理が出来ないのか? と、最近まじめに温度を確認してみました。

FAシリーズの触媒は炉と天板の間に収まっているから、アンコールのようにトップは鋳物1枚じゃない。 しかも触媒と天板鋳物の間には、軟質セラミック製のリフラクトリーと言う遮熱カバーが挟んであるからね。 なので高温強火は期待できないと思い込んでいたみたい。


ダンパーを閉めると触媒温度はグングン上がり始め、しばらくすると安定燃焼に入るんだけど、上下画像はその時のトップの温度です。 上の画像だと左右の温度計が20℃くらい違ってますが、新品の下ろしたての温度計なので、誤差だとしたらちょっと不満だな(笑)

と言う訳で、左右を入替えてみたら、やっぱり左側が20℃弱の高温を指してる。 さっきよりも差は少し縮まったけど、これは温度計誤差だけじゃなくて、天板鋳物の温度むらってことなんだろうね。 次に焚いた時は逆かも知れない。 それにしてもこういう計測は暑くてたまりません(笑)

で、結論はと言うと、画像の通りですね。 このあと250℃までになりました。 なので、十分強火調理に使えます。 ただ、触媒の温度が頼りなのでアンコールのように空気調節で直ぐに強火には出来ない。 なので、そこはちょっと不便かもね。 トップの温度はアンコールだってせいぜい300℃ですが、問題は、と言うか、実際調理するとなると忍耐が必要です。 だって、熱くてそばに寄れない、寄りたくない(笑)

しっかし結構な高温ですね。 もしリフラクトリーをとってしまったら、たぶんアンコール以上の高温に簡単になりますね。 何せ触媒は500~600℃になる訳ですからね。 ただ、もしリフラクトリーを外して焚いてたら、天板鋳物が持たないかもしれない。 おそらくだんだん歪むでしょうなぁ~ って、だからリフラクトリーがあるんだってば(笑)

でも、昔のダッチウエストの触媒機、コンベクションシリーズは、実は鋳物の板のグリドルがトップについてたんですよね。 まさに触媒の真上にね。 確か15センチ角程度の小さなプレートでしたが、あれだったら数年で歪んだとしても、パーツ交換は簡単だし安かったんでしょうね。 また復活しないかなぁ~

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