薪ストーブ暮らしが大好きでブログ書いてます。
燃焼のこと、薪作りやメンテナンスのこと、そんな写真と駄文で毎日更新!
薪ストーブ|薪焚亭
薪ストーブの薪の長さ

薪ストーブの灰の量 のコメント欄のつづきです。


1日1回、面倒みてやって下さい。
薪ストーブにくべるベストな薪の長さの話題なんだが、アンコールが45センチでFA225が40センチと書いたんだが、それはあくまでも個人的な見解であるのだけれども、その結論付けには異論もあるようなので、もう少し詳しく書いてみようと思う。
アンコールとFA225、毎日2台の薪ストーブを焚いているんだが、炉幅ぎりぎりの薪は扱いにくいというのは経験則です。 薪をくべた時、炉幅に少なくとも5センチ程度の余裕は欲しいと思ってて、それでFA225には40センチの薪がベストだと書いた。
それに対して、FA405(セネカ)なら40センチがベストというのも理解しないでもないが、FA225はどうだろう? という指摘だったんだが、カタログスペック上の最大薪長は、セネカが45センチでFA225が48センチとなっている。
その差は3センチなんだが、セネカの45センチの炉幅なら確かに40センチの薪がベストなのかも知れない。 ただ、実際にセネカを焚いた経験がないので、あくまでもスペック上の可能性としての話ですがね。 そうなるとFA225は炉幅が48センチなのだから、45センチの薪だって十分入るだろうし、40センチの薪がベストとは決め付けられないのでは?
しかし、薪ストーブの灰の量 でも書いたとおりで、実際には薪屋の薪でさえ45センチぴったりサイズとは限らず、1センチ程度の誤差はつきものです。 そうなると、炉幅48センチに対して46センチになることもあって、ましてや自作の薪だともっと薪長誤差が大きく、サイド扉のラッチが引っかかってしまうことが時々ある訳です。
さて、次にアンコールの炉幅はというと、カタログ上は最大薪長50センチと表記されてます。 これなら誤差含みであっても45センチの薪がほぼベストだと想像できるし、それを自分がブログで決め付けたように言っても、たぶん誰も異論はないかも知れない。
ここまで、スペック上の炉幅で最大薪長というものを考えてみたんだが、しかし、実際の炉幅はカタログとは違っているのです。
トップの画像はアンコールの炉床なんだが、スペックが50センチに対して炉幅は52センチ強ある。 一番下の画像ではアンコールのバックパネルの幅を写してるんだが、ここでの炉幅は56センチ強にもなる。 アンコールの場合はスペック50センチに少し余裕があることになる。
ところがFA225では直ぐ下の画像がそうなんだが、ほぼスペック通りの炉幅で48センチ強でしかない。 炉内はアンコールと違ってスクエアな箱型なのでバックパネルも炉床とほぼ同じ幅。 なので、45センチの薪をくべるとラッチが引っかかることがある。
炉幅の違う2台の薪ストーブを焚いてきた経験則、それは毎日のことなのです。 扱いやすい薪長の結論というのは昨日今日のことじゃない。 なので、個人的な見解ではあるけれども、FA225には40センチの薪がベストだと思う。 それに、炉幅に少し余裕があると火の回り方もスムーズです。 アンコールは炉幅が52センチあっても50センチの薪は適さない、やっぱり余裕の45センチがベストだと思う。


コメント ( 6 ) | Trackback ( )