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触媒機とフレックスバーンの二次燃焼室の違い

最近、ブログランキングのクリック率が下がってしまったんだが、調べてみるとクリックしてくれてる人数に大きな落ち込みはなくて、つまり、分母の訪問者数が増えてるだけのようで、そうすっと、新規の訪問者は殆どクリックしてくれてないということになるんだが、まぁそんなもんか(笑)
今日もヨロシクです!

タイミング良くフレックスバーンの触媒燃焼の赤い反射が見れました。
この状態の赤色は触媒が発光している時の色で、焔を吸い込んだ時や二次燃焼室内部でのクリーンバーンの燃焼色とは違うものです。
色に動きがなく、一定の明るさで白壁に赤く映りこんだ状態ですね。
触媒機のデファイアントやFAシリーズなどでは、この赤い反応色を簡単に確認できるけど、フレックスバーンはなかなかお目にかかれない。
見ようとして待つのは結構な根気の要ることなので、たまたま見れることを期待している方が楽です。
どうしてかって言うと、フレックスバーンの二次燃焼室は触媒機のそれとは違って温まるのに時間がかかるからで、赤色反応が見れる600℃(ガスが多い時は500℃)以上にはなかなか温度が到達してくれない。
ましてや、外気導入していたりすると尚更で、冷たい空気がどんどん入り込んでくるから温まらない。 最近流行の高気密な住宅で止むを得ない場合は別として、外気導入は好きじゃないです。
内気を吸い込む方がストーブを冷やさないで済むし、抜けた分だけ隙間風は増えるだろうけど、でもそれは室内換気をしてることにもなる。
まぁそういう訳でフレックスバーンの二次燃焼室は温まりにくい性質なんだが、逆に蓄熱性が良く冷めにくいというメリットもある。
耐火レンガやスカモレックスを一切使っていないアンコールの触媒機は、フレックスバーンと比較すると明らかに冷めやすい。 なにせ本体重量が56キロもフレックスバーンは重たい。
排気はどうか?
これは触媒機に分があります。 二次燃焼室が500℃を超えると、煙突からの煙は目視できなくなるし、その温度までの到達時間がとても速い。
それに対してフレックスバーンは600℃を超えないと煙を消すことが出来ないし、その温度までの到達時間は触媒機の何倍も要する。
その代わり、過燃焼については殆ど心配しなくて良くなった。 薪を詰め込みすぎたりエアーの調節を間違ったりすると、触媒機は1000℃超えの過燃焼を起こすので、フレックスバーンよりも触媒を壊しやすい。
どちらも一長一短ある訳だが、ちゃんと焚きこなしてさえやれば、触媒機もフレックスバーンも良い薪ストーブです。
個人的にはフレックスバーンの方が鈍感なので扱いやすい(笑)

ただし、あまり温度を上げたくないような時に、チョロ焚きしても排気を透明に出来るのは触媒機の方で、少しコツが要るけど、排気のクリーンさをある程度自在に操れるのが触媒機の良さです。
ありがた屋のバーゲン

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