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老猫と帰れない渡り鳥



クルミ、ビビ、マロ、ムギ、ヨサノ、ニャン、ポポ、ウズラ、ヒミコ、パピ、ユメ、キキ、ココ、などなど・・・

いやね、吾が家の猫の名前の候補だったものを書き連ねたんだが、
オイラの希望だったマロ、ムギ、ヨサノ、ヒミコは却下で、名前はビビと言うメス猫だ。

昨日は、こいつが喜びそうな事件があったんだが、
残念ながら、昼間はいつもの転寝、異変には全く気づかなかったようだ(笑)


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2009年から吾が家の一員になったんで、もう直ぐ10歳になる。

猫の年齢換算表 によれば56歳だそうだ。

・老猫の入り口。
・だんだんと眠る時間が増えて1日中寝るようになる。
・歯が抜けはじめる。
・毛つやがなくなり白髪が出たり抜けるようになる。
・すばやく動けなくなる。
・食事と便秘に注意。
・病気になりやすくなる。

もう直ぐ58歳の自分と重なる年頃なんだが、書いてあることが嫌なことばかり、
て言うか、気が滅入るから考えたくもないね。

特に 「老猫の入り口」 ってのが気に入らない(笑)

でもまぁ事実なんだからしょうがないなぁ~

春に3番目の子供が独り立ちすると、親の役目もお終いになる。
28年間の子育て期間なんて、いま振り返るとあっという間の出来事だった。



前置きが長くなった。

猫が喜びそうな事件だったね。

実はこれまでにも3度、同じ事件、て言うか、事故が起きていた。
去年1年間だけでも3回だから、結構な頻度だ。


ENCORE


ご覧の通りで、野鳥が土間に転がっていた。

南に向いた2間巾の土間引き戸のガラスにぶち当たって落ちたもので、
可哀想だが、残念ながら死んでしまった。

これまでの事故では、脳震盪を起こして動かなくなっても、
1分もしない内に意識が戻り、何事もなかったかのように飛んで行ってた。

たぶん今回も大丈夫だろうと放っておいたんだが、
1分が過ぎ、5分が過ぎ、10分待ってもとうとう息を吹き返すことはなかった。



ENCORE


事故現場には生々しく羽毛が付着してた。
これまでと違って、かなり勢いよくぶち当たったのかも知れない。

頭の骨が割れたのか? 内臓破裂かもね?

可哀想だが、こればっかりはどうしようもない。


ENCORE


庭先でよく見かけるが、なんて名前の野鳥だろう?

調べてみたら、どうやら シメ と言う渡り鳥のようで、雀より一回りほど大きい。
北海道で繁殖して、秋になると本州に渡り越冬するらしい。

もうすぐ春なのに、君は帰れなくなってしまったね。




こっちも面倒見てやってください。



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