「片麻痺お気楽日記」左半身麻痺 主婦の日記

産後の脳出血での左半身麻痺主婦。日々の生活や、半身麻痺さんへのお役立ち情報等。

忘れていたと思ったら…

2007年03月30日 12時27分35秒 | 病気・障害
ふいに昔の事を思い出すことがある。

TVでレンゲソウを見たら、幼少時の保育園での出来事とか…。
アイマスクを見れば、リハ専門病院に入院中に出逢った哀しい人のこととか…。

う~ん、あの人、今頃どうしてるんだろうね
入院しているのに、医療スタッフはおろか、同室の人とも自分からは
全くコンタクトを取ろうとしない人だったんだよね。

OTが一緒で、そのOTが私の高校の後輩だったから
「先輩から話しをしてみてくれませんか?」って言われて
病室まで訪ねた事があった。
聞いてはいたけど、ベッドに横になり、アイマスクに耳栓してた。
私の声掛けは聞こうともせず、「帰ってください」の一点張りだった。
その部屋には顔見知りの人がいたけど、「関わらない方がいい」と
言われたくらい。これを聞いたPTが私の精神的な負担になるからと
以後、その人との関わりはNGになったんだった。

私より3歳若くて、麻痺も軽かった(障害を比べるのイヤだけど)から
“リハビリに専念すれば大きく回復するのに”とOTは私を見て思ったらしい。
全く周りと関わろうとしない彼女も、旦那さんが来た時だけは
驚くほどお喋りするとのことだった。
当時2歳の娘さんがいたらしいんだけど、子供には知らん顔だったと
ナースも患者さん達も驚いていた。

自分で自分の人生を投げてしまっていた彼女に対して
固くなった気持ちを翻意させようなんて考えを持ったのは驕りだったと思う。
でも、なんで? の思いは強かった。もったいない とも思った。
彼女を気の毒な人だと思ったのに加え、彼女の旦那さんが医者と聞いて
ますますムカついたもんだ

私は恵まれてると素直に思えた。
彼女のような生き方はしたくないと強く思ったよ

でも、ふっと思い出すんだね。忘れてるかと思ったのに…。
世の中にはいろんな人がいるもんです。多くを学んだ入院生活だった

2007年も今日で3月30日だよ
今日セ・リーグが開幕だ
テンションが上がるようにには勝って勝ってもらわねば
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