先日、寝る前に夫が観ていた番組が興味深い物だったので「消さずに残しておいてね」と頼んであった。
NHK BS『フロンティア』地磁気と生命40億年の物語。
皆さんは、磁石が指し示す方角の事はご存知ですよね?北極がNで南極がSで。
地球の内部は動いているので、磁力が生まれ、その極が北極と南極。沢山の磁力の流れが地磁気となり地球を取り巻いていて、宇宙線や紫外線のバリアとなってる。
こんな難しい事を研究されている学者さんがおられるんです。それこそ地球の歴史です。
番組の中で話されていたカリフォルニア工大のカーシュヴィンク博士に言わせると「地磁場の動きには人間なんか関係ない」は、本当だな、と思いました。
渡り鳥が遠くから迷わずやって来ます。鮭が海遊して生まれた川に戻って来ます。これは生命に磁場を感じる能力があるからだと言われています。
人間を含め、多くの生き物が足元の遥か下の地磁場の影響を受けて来た歴史を研究されてる学者さんの紹介もありました。
2020年に、国際地質科学連合から地質の区分として【チバニアン】が加わったので、この件をご記憶の方もおられるでしょう。
78万年前に磁極が動いた確かな痕跡が千葉県市原市の地層で確認出来たからです。
N極がS極になるような事が何度も何度も起きていたのだそうです。
今、火星探査が行われていて、水や生命の痕跡を探していますが、この火星、42億年前に地磁場が無くなったのだそうです、それでガードしてくれる物が無くなり、干上がったとの事です。
南極で発見された隕石が火星から来た物で、原始生命体の痕跡があったのが学者さん達を驚かせたとの話。
福井県の水月湖の湖底から7万年分の堆積物を採取して分析されている話。
磁極が動くと地球は雲が多くなり寒冷化してしまったり、逆にバリアが薄くなり紫外線が増えて、それがネアンデルタール人が滅んだ事の原因ではないか、とか、それはいろんなビックリが出て来ました。
再放送がBS1で3/6の午前0時35分からあります。コマーシャル無しの濃い1時間です。
地球は動いてる(生きている)。
その始まりの内容が3/4の21時からBS1であります。
誰かさんと誰かさんが口論したというニュースも、地球にとっては「あっしには関わりの無い事でござんす」なんですよね。
何度も止めながら観ました。
しんどかったけど、面白かったです😅
雨のせいて今朝の最低気温は11℃超え。身体が“シャキ!”としません。
気をつけて動きます。
皆様、ご安全に‼️
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