先日観たEテレの対談であの会社(ファーストリテイリング=Uで始まる衣料品のお店)の会長柳井さんが「自分がどういう人間か説明出来るか」とか、「最近の若者は自分を知る必要を知らない」と言われてました。
他者の悪い事は語るけど、自分の事は語らないし、自分の事は真正面からは見ようとしてない、と嘆いておられた。
柳井さんは、あまりメディアには出て来ない。
しかし対談相手がWBCの優勝監督の栗山秀樹となれば喜んで!と言った感じでしょう。
WBCの試合も観ておられたようで、栗山さんに「あの場面は?」と質問もされていた。
日本のトップ企業のトップとWBCの優勝監督との対談の中で、両者が共に声を大にした事がある。
それは若い世代が“管理職に出世したくない”と答えたアンケート結果の話題になった時だ。
お2人共「ショックだった」と落胆しておられた。
柳井さんは「管理職は無くなる、無くさないと」と言われていた。
柳井さんの会社では、《オールリーダーの育成》を進めているとの事だった。
「成功は復讐する」と実体験を語られていた。
「良い時は続かない。成功した時こそ注意する」と言われた。
この時言われた言葉に私は【ドキリ!】とした。
《今日の問題点と明日やる事の問題点と解決策を毎日書く》
この意識は、「ただ大変、大変と言うだけではアカンのだと、これやりなさい」とポンと出して下さっているな、と思った。
そこで「自分を語れるか」になるわけだ。
自分が今どうあり、どうしたいかを明確にする事の大切さを説かれていたのだ。
【裸の王様】の話も出た。
世の中の経営者や指導者には参考になるメッセージだと思った。
「人は逆境になった時、困った事ばかり気にしてしまうが、ピンチこそチャンスだ」とも言われていた。
今の自分を思うと、何も考えて無いな、と反省した。
反省しただけではダメで、問題点の解決策を考え、打開策を講じないと次に進めない訳だから。
柳井さんが若者に向けた言葉を述べていた。
「一生をかけてやる事を早く決めて、その実現に向けて努力する」
この時大谷翔平が、今を目指して努力を続けていた事を栗山さんは述べている。
とても中身の濃い番組だったので、総合テレビでの再放送をしてもらいたいと思ったのでした。
私もやる事沢山あるな〜。
昨日は暖かいを通り越して暑かった。
今朝も最低気温が11.4℃。
前線は南下したけど雲が多い。
この後寒くなるのは必至。
皆様、お気をつけて!