金曜日夜に今月から始まった『時をかけるテレビ』の昨夜の放送を録画で観た。
全盲の両親による子育ての記録の38年前の番組を見直す内容に、今の母親のインタビューと、娘さんからのコメントが紹介された。
38年前に放送された、というのがまず驚きだった。
同時に、その頃の私は娘が生まれてバタバタの真っ最中。長男と長女の年子育児の時だった。
番組の中で、厳しく叱るお父さんと、それに抗い泣きながら母親の元に走る娘さん。
そこには障害の有無はナシ!
親子の気持ちがぶつかり合う。
目が見えない方が、手で確かめながら料理をされている動画を観た事があるが、このご両親も嗅覚と触覚をフル回転させて子育てされていた。
娘さんが怪我をする、という事もあったそうだ。
娘さんが「お母さ〜ん!」と泣きながら追いかける場面は、涙が出て来るし、胸が苦しかった。
子育ては、親にとっては初体験な訳。
子供が幼い頃は気が抜けない。
私はあの頃の自分がどんなだったか、よく覚えていない。
とにかく必死に目の前の事をこなしていただけ。片頭痛が出てしんどかったっけ。
まだ再放送の予定は出ていないが、例の「プラス」で視聴は出来ます。
是非、観て頂きたい番組です!
子育て中は、親である方も育てられてる期間だな、と思う。
時々、デイサービスの子育て中のスタッフさんの話を聞くと「あともう少しだから」なんて言ってしまうけど、その渦中にいると余裕なんて無いもんね。
私も話を聞いてもらうなんて無かったな。
片頭痛を相談した産婦人科の女医さんから「きっちり家事をやろうとか思わなくて良いのよ」と言われてどれだけ楽になったかわからない。
昨今は【産後ケア】で赤ちゃんと一緒に泊まりがけで専門家にケアしてもらえるサービスがあるんですね。
ローカルニュースで、そのサービスをやってる助産院の助産師さんが、次男の時にお世話になった方で懐かしかったです。
いろいろ考えた番組を観て、いろいろ思い出した土曜日でした。
月曜日にまたも傘マークです。
皆様、ご安全に!