雪舞う日に格別の嬉しさを感じ、心躍る思いがしたのは、何歳ごろまででしたでしょうか。
その頃の童心が懐かしく、戻れるものなら戻りたい心境ですが・・・・・・・
しかし、今の年齢では、その思いは打って変わり、
早朝(8日)、起床した私は、旦那さまの退院日のように予報が度外れてくれることを期待しました。
カーテンを引き、恐る恐る外を見つめたところ、
さほどの積雪ではなく、程良い雪化粧と言った感じでホッとしています。
今の状態のままですと雪かきはしなくて済むのですが・・・・・・・
これから本降りになるのかしら。
昨日のお買い物で、少々腰を痛めた私。
腰痛は、今のところ治まっているようですが、今日の雪かきを出来れば避けたいところ。
もし、雪かきとなれば、旦那さまには全く期待できない我が家です。
その上、去年、婿と孫で雪かきしてくれた次女家は、今伊豆に旅行中。
この老体鞭打って、一人で頑張るしかありませんね~
そうなったからには、覚悟を決め、精を出しましょう。
心から楽しんで・・・・・・なぁ~んて、ただのやせ我慢?
いえいえ・・・いやいやするのと、楽しむのとでは、心身の疲労はまるで違う事を承知している私ですから、心掛けだけでもそのつもりでいます。
昨日は、積雪によリ当分お出かけは無理、と悟り・・・・・・
ほぼ空になりかけた冷蔵庫の野菜室をみて、今日のチャンスを逃すと大変とばかりに、夕刻買い物に出かけた私です。
その準備をしている時、友の記事で御紹介した、Kさんからお電話がありました。
長年お勤めだった国際機関の会社を最近退職された方です。
出かけ先からかけて下さったようで、
「あすは大雪のようよ。帰宅したら、仏像彫刻のお稽古に出かける主人を駅まで送るので、これからお買い物なら、お迎えに行きますよ。」
と声をかけて下さいました。
無論、困った状況ではありませんでしたから、お断りしましたが、その言葉に感激してしまった私です。
お出かけ中も、その温もりを抱きしめていたせいか、さほど寒さを感じないで済みました。
スターバックスで久しぶりに一服し、買い物のメモに、記帳漏れがないか、料理カードを見てもう一度確認。
コーヒー豆を購入する際、お店の方と数言談笑。
私は豆を引いてもらう時、プレス用とコーヒーメーカー用半々にしてもらいますが。
店員さんがおっしゃるには、お店のスタッフは、プレス用を好みますとのこと。
そういえば、長女のMちゃんも、プレス用を使用した方が、味が良いと話していました。
皆さまにも、ご参考になるのではないでしょうか。
スターバックスで購入したコーヒー用品です。左側がプレス用です。
さてその後、いつもは地下の大手スーパーに足を運ぶ私ですが・・・・・・
最近その建物と道路を隔てた位置にあるスーパーの方が、明らかに価格が安い事に気が付きました。
その上、食材に限って言えば、野菜などは、そのお店の方が豊富で気に入っています。
4月から、いよいよ消費税アップですものね~
今までとさほど変わらない予算生活を送るために、ない知恵を絞ってでも、対策を一つ一つ打っていかなければ、との思いでいます
今日の文章は何だか支離滅裂ですね~、
でも徒然なるままに、進めていきます。
と言うわけで、そのスーパーに向かいましたが、その途中で、懐かしい方に久しぶりにお目にかかりました。
十数年ぶりだったため、ご本人か確認するのに時間がかかり・・・・・・
声をかける際も、人間違いだったらどうしよう、と少々ためらわれましたが、思い切って、声をかけました。
「もしや、Kさんでは?私、~です」と名乗りました。
思った通り、Kさんでした。
驚いたように、懐かしさいっぱいの温かな笑顔で応対して下さったKさん。
今朝、お電話を下さった友人の御主人さまです。
小柄な方で、ジャンパーをお召しになり、ナップサックをしょわれたお姿は、庶民的そのもの。
でも実は、数年前まで、世界的に名の知れた大企業の副社長でいらしたのです。
威厳からは程遠いKさんのお姿からは、失礼ながらそんな立派な経歴は想像出来ないほどなのですが。
そのような恵まれた境遇でいらっしゃるにもかかわらず、奥様はお仕事に励まれ、最近退職されたばかりです。
ロス在住時、わが子のように可愛がって下さったKさんの奥様の生き方は、恐らく娘達の模範であり、大きな励みになっているに違いありません。
さて、K様と数言談笑しその場を離れ、スーパーに向かいました。
そこで、山のように食材を購入し、最近買った大袋のキャリーカートに詰めたものの入りきらず、数袋は手に提げ、やっとの思いで駅のタクシー乗り場へと。
日もとっぷり暮れたころ、無事に家に到着。
通販で求めました。機能重視で。
軽く、手で提げてお買い物に出かけています。
かなり大型ですが、たくさん詰め過ぎると型が崩れてしまうのが難点です。
すると玄関ドアの脇に、お洒落なラップで包装されたチューリップの植木鉢が置かれていました。
その下に、お出かけ先で走り書きされたのでしょう。
ノート用紙に温かな下記の言葉が添えられていました。
「お元気のようで安心しました。義母のお部屋にお花を買いにいきましたら、チューリップが目につきました。
赤、白、ピンクの三色の花が咲くそうです。春の足音が聞こえてくるようです。
母と、私、そして~さんにも、チューリップの鉢を買いました。
明日は雪のようです。
ほんの少しだけ、一足先の春の香りをお届けします。
どうぞお体ご大切に」
数駅先の介護施設でお暮らしのご義母様をお見舞いされるにあたり買われたチューリップを、私にまで、お届けて下さったのです。
ご退職なさったとは言え、絵画やお習字のお稽古も始められ、90歳にほど近い御両家のお母様のもとにも足しげく通われるご多忙な身のKさん。
それにもかかわらず、先日お贈り下さった洋蘭のみならず、このようなお心遣いをいただき、何とお礼を申し上げれば良いのか・・・・・・
私も退職祝いにと、心に温めているものがあリますから、その内と思っています。
前回の記事で、今後は一期一会のつもリで、友との交流を大切にしたいと書いたばかりですが。
Kさんは私に対してのみならず、身を持ってそれを実践していらっしゃる心麗しいご人格の方。
これからでも遅くありません。
多くのことを学ばせていただこうと、御退職を契機に、ますます親しくなれる幸せを噛みしめているこの頃です。
追記
実際は昨日の日中は、猛吹雪となり、就寝前、明日も同様の荒れ模様との報道を目にした時は、恐怖すら感じてしまいました。
今朝は、私の期待通り、天気予報は度外れのようですね~良かった!
三好達治の「雪」の詩が何故かとても好きな私です。
けれど、最近は雪害による痛ましい事故も多く、必ずしも平和な雪景色の情景ばかりを思い浮かべられない時代になってきた感じがしています。
豪雪地帯にお住まいの方々は、御自愛のうえ、くれぐれもお気を付けてお暮らしくださいませ。
今日は朝寝坊したうえ、これから除雪作業で忙しくなります。
画像は、暇を見つけアップさせていただきます。
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