今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

気がかりな度忘れ

2014-02-25 07:43:25 | 暮らし

最近は、記憶力の衰えを、ことさら感じることが多いです。

もともと忘れっぽい性格なので、今までは気にする事はほとんどありませんでしたが。(笑)

最近、その傾向が余りに著しい出来事があり、ショックを受けました。

自分のブログにおいても、そうです。

オリンピックと大雪の話題を題材にして綴った所までは、記憶にありましたが、それ以前の事が思い出せなくて、改めて過去記事を見直して・・・・・・

友人のことを話題にしたのだわ、と思い出す始末。

 

置き忘れによる探し物など日常茶飯事で、自ら犯す時間泥棒に、情けなさを通り越して、呆れるばかり。

又探し物、とさすがにおっとり系の私も、自分自身にいらいらします。

 

ノースポール

 

年のせいにすれば、それで諦めが付くのかもしれないけれど、それでは進歩がありませんものね~

何とかこれ以上、物忘れがひどくならないように、脳の鍛錬をしなければなりませんが、その対策は?

頭脳も使い、指先もまめに動かすブログ綴りほど、効果ありの所作はないと思うのですが。

 

では、運動不足かしら。

日々の生活に散歩を取り入れたいのだけれど、なかなか実行できません。

けれど、家事だけでも、少なくとも数千歩は歩いているので、過度の運動不足、と言うほどではないでしょう。

甘いもの大好きで、お茶のお伴にお菓子を用意しての一服は、私にとっては至福のひと時。

無論一口で食べられる量のものに抑えていますが、日に5~6回は楽しんでいます。

それでも体重は、ここ数年ほぼ変わりありませんから、お菓子のエネルギーは、家事労働で恐らく消費されているのでしょう。

となると、今の物忘れは、予防策のないやはり加齢の仕業?

 

ヘリクリサム・アリッサム・パンジー・ノースポール・ネメシア・ジャノメエリカ

 

最近、経験した、私の究極の物忘れは、夫の退院時の際に体験したことを、数日後にすっかり忘れてしまったことです。

夫のストーマ装具の交換法は、病室で幾度も練習させてもらいましたから、退院後も、スムーズに私は取り替えられ、全く問題は生じていません。

但し交換は、それだけではありません。

腹腔に溜まる膿を抽出する管を通した箇所のガーゼ交換もしなければなりません。

 

その交換を夫に初めて頼まれた時、私は少々ひるみました。

「上手にできるかしら?初めてのことで自信がないわ」と。

 

ところが、そのガーゼ交換の手順を、退院時の朝、看護師が私に指導したじゃないか、

と旦那様は言って譲りません。

「おまえは、メモまでしていたよ」と言います。

けれど、私は全く覚えがなくて、それをメモした用紙も見当たりません。

 

すっぽり、その時のことが記憶から抜け落ちていて、いかに思いだそうと努力しても、思い出す事ができませんでした。

こんなこと、初めてです。

ド忘れしても、他の人から説明を受けると、思い出して事なきを得るのが普通ですよね。

 

その後も、数日間、そんなことあったかしら、と記憶をなぞり続けましたが、しばらく思い出せなくて。

1週間後辺りでしたでしょうか。

そういえば、そんなことがあったような気が幾分してきました。

けれど、結局、確かな記憶は未だに蘇らないままです。

 

 

でも旦那さまは記憶力抜群の人ですから、私が忘れても何の支障もありません。

Yさんの指示通りに、私はやればいいだけのことですから。

ストーマ装具交換は三日目毎に、もう一箇所のガーゼ交換は、二日毎に行いますが、もうすっかり私は手慣れています。

 

この出来事があって以来です。

自分の脳の老化を、一層意識するようになったのは。

その後はさしあたって、何の問題も生じていませんから、まだしばらくは持ちこたえそうですが。(笑)

 

ひと月ほど前のこと。

友人と電話でおしゃべりをした際、認知症のことが話題となりました。

そして、切ないお話しを友人から聞き、他人事とは思えませんでした。

わが身が、いつか同じ運命を辿っても不思議ではない、と。

 

そのお話しとは、友人のお姉さまについてです。

とてもお洒落で、山登りがご趣味の、行動的な明るい方のようでした。

そのお姉さまが、アルツハイマー病に罹られ、数年を待たずしてあっという間に、下の世話も自分で出来ないほどその症状が重くなられたそうです。

 

お姉さまの異変に、友人が最初に気づいたのは、銀座で会った時のこと。

とてもおしゃれでセンス抜群のお姉さまにもかかわらず、その日は登山用の服装で銀座に見えました。

友人は、

「服装にもTPOがあるんじゃない?」

とやんわり意見を述べられたようです。

ところが、お姉さまは、全く意に介されないご様子だったとのこと。

 

その後は、認知症が急速に進まれ、、日常生活もままならない状態になられたようです。

登山と言えば、妹・夢路の趣味ですし、お洒落は、幾分私に当てはまる言葉かもしれません。

ですから、このお話しは真に迫り、私の心に切なく響きました。

 

セイヨウサクラソウ

 

私の母は、75歳で亡くなりましたが、70前後から認知症が急速に進みました。

アルツハイマーではありませんでしたが。

しかし、とても可愛いボケ方で、まるで私の陰のように、私を慕って、傍を離れませんでした。

 

私も4月には古希を迎えます。

とはいえ、ばばぁ~と他のブロガーさんから呼ばれるほど、老いぼれてはいないつもりです。(笑)

 

心と見かけは60代前後くらい、と自認したいところですが、脳年齢は如何なものでしょうか?

最近のショックな出来事以来、幾分自信喪失気味です。

体力となると、年相応、あるいはそれ以下でしょうね~

 

もし、アルツハイマー病が宿命づけられているのであれば、如何に心配し予防を心がけても、避けられない事かもしれません。

もと国の元首だったレーガン氏やサッチャ―女史でさえ、患った病ですから。

 

どうせかかるなら、私の母のように、可愛いく呆けたいものですが・・・・・・

そのためにも、心を磨き、年を重ねても老醜がでないように気をつけて、心清らかに日々を送りたいものです。

 

アルツの宣告を受けたなら、がんで余命半年と言われるより、はるかに衝撃的で辛い出来事になるのでしょうね~

出来れば避けたいことと、心から願います。

 

今日は朝から、少々暗いお話しで、ごめんなさい。

読み流された後は、忘れて下さいね。

 

      

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今日もお立ち寄りくださいまして有難うございました。

 

 

 


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