最近は、記憶力の衰えを、ことさら感じることが多いです。
もともと忘れっぽい性格なので、今までは気にする事はほとんどありませんでしたが。(笑)
最近、その傾向が余りに著しい出来事があり、ショックを受けました。
自分のブログにおいても、そうです。
オリンピックと大雪の話題を題材にして綴った所までは、記憶にありましたが、それ以前の事が思い出せなくて、改めて過去記事を見直して・・・・・・
友人のことを話題にしたのだわ、と思い出す始末。
置き忘れによる探し物など日常茶飯事で、自ら犯す時間泥棒に、情けなさを通り越して、呆れるばかり。
又探し物、とさすがにおっとり系の私も、自分自身にいらいらします。
ノースポール
年のせいにすれば、それで諦めが付くのかもしれないけれど、それでは進歩がありませんものね~
何とかこれ以上、物忘れがひどくならないように、脳の鍛錬をしなければなりませんが、その対策は?
頭脳も使い、指先もまめに動かすブログ綴りほど、効果ありの所作はないと思うのですが。
では、運動不足かしら。
日々の生活に散歩を取り入れたいのだけれど、なかなか実行できません。
けれど、家事だけでも、少なくとも数千歩は歩いているので、過度の運動不足、と言うほどではないでしょう。
甘いもの大好きで、お茶のお伴にお菓子を用意しての一服は、私にとっては至福のひと時。
無論一口で食べられる量のものに抑えていますが、日に5~6回は楽しんでいます。
それでも体重は、ここ数年ほぼ変わりありませんから、お菓子のエネルギーは、家事労働で恐らく消費されているのでしょう。
となると、今の物忘れは、予防策のないやはり加齢の仕業?
ヘリクリサム・アリッサム・パンジー・ノースポール・ネメシア・ジャノメエリカ
最近、経験した、私の究極の物忘れは、夫の退院時の際に体験したことを、数日後にすっかり忘れてしまったことです。
夫のストーマ装具の交換法は、病室で幾度も練習させてもらいましたから、退院後も、スムーズに私は取り替えられ、全く問題は生じていません。
但し交換は、それだけではありません。
腹腔に溜まる膿を抽出する管を通した箇所のガーゼ交換もしなければなりません。
その交換を夫に初めて頼まれた時、私は少々ひるみました。
「上手にできるかしら?初めてのことで自信がないわ」と。
ところが、そのガーゼ交換の手順を、退院時の朝、看護師が私に指導したじゃないか、
と旦那様は言って譲りません。
「おまえは、メモまでしていたよ」と言います。
けれど、私は全く覚えがなくて、それをメモした用紙も見当たりません。
すっぽり、その時のことが記憶から抜け落ちていて、いかに思いだそうと努力しても、思い出す事ができませんでした。
こんなこと、初めてです。
ド忘れしても、他の人から説明を受けると、思い出して事なきを得るのが普通ですよね。
その後も、数日間、そんなことあったかしら、と記憶をなぞり続けましたが、しばらく思い出せなくて。
1週間後辺りでしたでしょうか。
そういえば、そんなことがあったような気が幾分してきました。
けれど、結局、確かな記憶は未だに蘇らないままです。
でも旦那さまは記憶力抜群の人ですから、私が忘れても何の支障もありません。
Yさんの指示通りに、私はやればいいだけのことですから。
ストーマ装具交換は三日目毎に、もう一箇所のガーゼ交換は、二日毎に行いますが、もうすっかり私は手慣れています。
この出来事があって以来です。
自分の脳の老化を、一層意識するようになったのは。
その後はさしあたって、何の問題も生じていませんから、まだしばらくは持ちこたえそうですが。(笑)
ひと月ほど前のこと。
友人と電話でおしゃべりをした際、認知症のことが話題となりました。
そして、切ないお話しを友人から聞き、他人事とは思えませんでした。
わが身が、いつか同じ運命を辿っても不思議ではない、と。
そのお話しとは、友人のお姉さまについてです。
とてもお洒落で、山登りがご趣味の、行動的な明るい方のようでした。
そのお姉さまが、アルツハイマー病に罹られ、数年を待たずしてあっという間に、下の世話も自分で出来ないほどその症状が重くなられたそうです。
お姉さまの異変に、友人が最初に気づいたのは、銀座で会った時のこと。
とてもおしゃれでセンス抜群のお姉さまにもかかわらず、その日は登山用の服装で銀座に見えました。
友人は、
「服装にもTPOがあるんじゃない?」
とやんわり意見を述べられたようです。
ところが、お姉さまは、全く意に介されないご様子だったとのこと。
その後は、認知症が急速に進まれ、、日常生活もままならない状態になられたようです。
登山と言えば、妹・夢路の趣味ですし、お洒落は、幾分私に当てはまる言葉かもしれません。
ですから、このお話しは真に迫り、私の心に切なく響きました。
セイヨウサクラソウ
私の母は、75歳で亡くなりましたが、70前後から認知症が急速に進みました。
アルツハイマーではありませんでしたが。
しかし、とても可愛いボケ方で、まるで私の陰のように、私を慕って、傍を離れませんでした。
私も4月には古希を迎えます。
とはいえ、ばばぁ~と他のブロガーさんから呼ばれるほど、老いぼれてはいないつもりです。(笑)
心と見かけは60代前後くらい、と自認したいところですが、脳年齢は如何なものでしょうか?
最近のショックな出来事以来、幾分自信喪失気味です。
体力となると、年相応、あるいはそれ以下でしょうね~
もし、アルツハイマー病が宿命づけられているのであれば、如何に心配し予防を心がけても、避けられない事かもしれません。
もと国の元首だったレーガン氏やサッチャ―女史でさえ、患った病ですから。
どうせかかるなら、私の母のように、可愛いく呆けたいものですが・・・・・・
そのためにも、心を磨き、年を重ねても老醜がでないように気をつけて、心清らかに日々を送りたいものです。
アルツの宣告を受けたなら、がんで余命半年と言われるより、はるかに衝撃的で辛い出来事になるのでしょうね~
出来れば避けたいことと、心から願います。
今日は朝から、少々暗いお話しで、ごめんなさい。
読み流された後は、忘れて下さいね。
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