東山魁夷 緑響く
素直に生きる
逆境―それはその人に与えられた尊い試練であり、この境涯にきたえられてきた人はまことに強靭である。
古来、偉大なる人は、逆境にもまれながらも、不屈の精神で生き抜いた経験を数多くもっている。
まことに逆境は尊い。
だが、これを尊ぶあまりに、これにとらわれ、逆境でなければ人間が完成しないと思いこむことは、一種の偏見ではなかろうか。
逆境は尊い。
しかし又順境も尊い。
要は逆境であれ、順境であれ、その与えられた境涯に素直に生きることである。
謙虚の心を忘れぬ事である。
素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚れを生む。
逆境、順境そのいずれも問わぬ。
それはそのときのその人に与えられた一つの運命である。
ただその境涯に素直に生きるがよい。
素直さは人を強く正しく聡明にする。
逆境に素直に生き抜いてきた人、順境に素直に伸びてきた人、その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ。
お互いに、とらわれることなく、甘えることなく、素直にその境涯に生きていきたいものである
松下幸之助著 「道を開く」より
夕食の献立
鰹のたたき・卵の巻き蒸し・トマトとオクラのサッと煮
鰹のたたき
下の画像は、以前こしらえた時のものです。
大葉は表側で包んでいますね。たでの芽もあしらっていて、この方が見た目がきれいです。
私は臭みが気になって鰹のたたきはあまり好きではありませんでした。
けれど、この調理法だと本当の美味しくて、いくらでもお腹に入ります。
<材料>4人分
かつお(たたき用)・・・・・・・・・・1/4尾
A
酢・・・・・・・・・大匙1
塩・・・・・・・・・小匙1/2
大根・・・・・・・・・・・・・・・・・1/4本
しょうが・・・・・・・・・・・・・・・1かけ(15g)
B
薄口しょうゆ・・・・小匙2
塩・・・・・・・・・小匙1/4
青じそ・・・・・・・・・・・・・・・・20枚
みょうが・・・・・・・・・・・・・・・3個
花穂じそ・・・・・・・・・・・・・・・8本
☆下の画像は花穂じそが手に入らなかったので、代わりに紅たでを彩りとしてかつおの上に散らしています。
<作り方>
① かつおは皮目を下にして置き、皮目よりに金串を3~4本、末広に打ちます。
強火の直火にかざして、皮目から焼き目をつけ、身はサッとあぶって、氷水につけます。
私は面倒なので鰹のたたきを買ってきて調理しています。
② ①のかつおが冷えたら、すぐに水気を拭く。端から8mm幅に切り、まな板に並べておきます。
③ Aの調味料を混ぜ、②のかつおにかけて手でたたき、下味をつけたら、冷蔵庫で冷やします。
④ 大根は皮をむいてすりおろし、水気をしぼります。しょうがはすりおろします。
⑤ ④にBの調味料を加えて混ぜ合わせます。
⑥ ③のかつおのひと切れずつに⑤を適量のせ、青じそで包みます。
⑦ みょうがはせん切りにし、水に放してから水気をきります。
⑧ 器に⑥を盛り、⑦と花穂じそを添えます。
☆ かつおのたたきは大皿に盛る事が多いですが、二つ目のの画像は各自のお皿に盛っています。
卵の巻き蒸し
薄焼き卵を作るのと巻く手間がかかりますが、とても見栄えが良く、食卓が華やかになります。
お客様向きと言えばいいかしら。
とてもおいしくて、鰹のたたきと共に、心からおすすめです。
卵の巻き蒸し
<材料>
卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・2個
卵黄・・・・・・・・・・・・・・・・2個
片栗粉・・・・・・・・・・大匙1
水・・・・・・・・・・・・・・大匙1
塩・・・・・・・・・・・・・・少々
サラダ油・・・・・・・・ 少々
干し椎茸・・・・・・・・・・・・・2枚
ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・10センチ
さやいんげん・・・・・・・・・・12本
鶏ひき肉・・・・・・・・・・・・・・300g
A
卵白・・・・・・・・・・・・・・・・2個分
砂糖 酒 しょう油・・・・・各大匙1/2
塩 こしょう ・・・・・・・・・・・各少々
ごま油・・・・・・・・・・・・・・・・大匙1/2
片栗粉・・・・・・・・・・・・・・・・大匙1
小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・大匙2
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙2
のり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3枚
香菜・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
つけじょう油
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙1/2
しょう油・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙3
酢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙2
練りがらし・・・・・・・・・・・・・・・小匙1
ごま油・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1
ラ―油・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1/2
<作り方>
①卵と卵黄をほぐし、水溶き片栗粉、塩を混ぜて、一度こします。10センチ角の薄焼き卵を三枚焼きます。
(普通のフライパンで作っても、後で形を調整できます。)
②干し椎茸は戻し、みじん切りにします。ねぎはみじん切りにし、さやいんげんは、筋を取って色よく茹でます。
③ボールに鶏ひき肉、Aを入れ手で良く混ぜて粘りを出し、椎茸、ねぎ、最後に片栗粉を混ぜます。三等分します。
④小麦粉を水で溶きます。
⑤海苔は薄焼き卵の大きさに切ります。
⑥薄焼き卵に、④を塗って海苔をのせ、③を平らに広げます。さやいんげんは4本を芯にして巻き、巻き終わりに④を塗ってとめます。三本作ります。
⑦皿に油を薄く塗り、⑥を並べます。蒸気のたった蒸し器に入れ、強火で約12分蒸ます。
⑧冷めてから、一本を8~10の斜め切りにします。盛り付けて中心に香菜を添えます。(私はたれを置きました)
⑨つけじょうゆの材料を合わせて添えます。
上の画像は失敗作。トマトが煮崩れし、ほとんど跡形もありません。
けれど、とても美味しくて、日を置かず又作りました。
下の画像がその時のもの。
調理が実に簡単で、瞬く間に出来上がり。それでいてとても美味しい~!
私はだしは、冷凍してあった昆布とカツオから取った一番だしを使用しました。
それが味を一層引き立てたのでしょうか?
若い人達が好みそぉ~
Mちゃん達、ぜひ試してみてね。
子供たちがきっと喜ぶと思うわ。
トマトとオクラのさっと煮
バラさんのブログで同じお料理が紹介されていて、ちょっとびっくり。(笑)
私は、2011年8月の放送記事として、ネット上で知ったものなのですけれど。
きっと再放送されたのですね~
材料 4人分
トマト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3個
オクラ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16本
豚バラ肉(薄切り) ・・・・・・・・・200g
にんにく・・・・・・・・・・・・・・・・・・2かけ
だし汁 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2カップ
しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ3
みりん・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ3
作り方
① トマトはフォークに刺して火であぶり、皮が弾けたら水にとって皮をむき、6~8等分のくし形に切る。オクラはヘタをむきとり、斜め半分に切る。にんにくは薄切りにします。このやり方だと、結構大変そうなので、私は熱湯に入れ、皮が弾けたらすぐ引き上げ皮をむきました。
② 豚肉は5~6cm長さに切ります。
③ 鍋にだし汁、しょうゆ、みりんを合わせ、にんにくを入れて中火にかけ、煮立ったら豚肉を入れて箸でほぐしながら煮る。アクが出たらすくいとり、肉の色が変わったらトマトとオクラを加え、ふたをして3~4分煮ます。
ご覧下さいまして有難うございました。
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