東山魁夷 水辺の朝
カメラを色々調整し、苦労して撮った写真ですが、左上が黒ずんでいますね。
何故かしら。今日は忙しくて、撮り直せませんが、明日にでも入れ変えるつもりでいます。
病を味わう
病気になってそれがなおって、なおって息災を喜ぶうちにまた病気になって、
ともかくも一切病気なしの人生というものは、なかなか望みえない。
軽重のちがいはあれ、人はその1生に何回か病の床に臥すのである。
五回の人もあろう。
十回の人もあろう。
あるいは二十回、三十回の人もあるかもしれない。
親の心配に包まれた幼い時の病から、不安と焦燥に悶々とする明け暮れに至るまで、人はいくたびか病の峠を越えてゆく。
だがしかし、人間にとって所詮死は一回。
あとにも先にも一回きり。
とすれば、何回病気をしようとも、死につながる病というのも一回きり。
あとの何回かは、これもまた人生の一つの試練と観じられようか。
いつの時の病が死につながるのか、それは寿命にまかすとして、こんどの病もまた人生の一つの試練なりと観ずれば、
そこにまたおのずから心もひらけ、医薬の効果も、さらにこれが生かされて、回復への道も早まるであろう。
病を味わう心を養いたいのである。
そして病を大事に大切に養いたいのである。
松下幸之助著 「道を開く」より
我が家の夕食の献立
調理が簡単で、とても美味しいですよ!
ぜひお試しくださいね。
サーモンと大根の混ぜすし
<材料>
米・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3合
すし酢
酢 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/3カップ
砂糖 ・・・・・・・・・・・・・・・・大匙2
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1
スモークサーモン ・・・・・・・・・・ 100g
大根・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5センチ長さ
万能ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5~6本
ゆかり粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大匙1~2適量
塩 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 少々
<作り方>
① 米は、炊飯器のすしの目盛の水加減で普通に炊きます。
すし酢の調味料を合わせておく。
② 炊きたてのご飯を飯台にあけ、すし酢を回しかけて、すし酢が良く行き渡るように混ぜ、ご飯がほぐれたら、一気にあおいで照りを出します。
③ スモークサーモンを一口大に切ります。
④ 大根は、イチョウ型の薄切りにし、塩少々を振ってしんなりしたら、水気を絞ります。
⑤ ②の酢飯にゆかりを振りいれ、スモークサーモン、大根を混ぜ合わせる。この時、サーモンは盛り付けように、適量を取っておきます。
⑥ ⑤を器に盛って、サーモンをのせ、仕上げに万能ねぎをふります。
素揚げ野菜の和風豚肉あんかけ
<材料>4人分
豚肉ロース(薄切り)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200g
かぼちゃ (小)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/4個
さやいんげん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200g
なす・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2個
赤とうがらし(小口切り)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2本分
ねぎ(みじん切り)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/4本分
にんにく(みじん切り)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1かけ分
しょうが(みじん切り)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1かけ分
A
だし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カップ1
しょう油・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙2
みりん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙1
砂糖 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙1
酒 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙1
揚げ油・サラダ油・片栗粉・塩
<作り方>
① 豚肉は、粗く刻んでから、さらに細かくたたいておきます。
② かぼちゃは種とわたを除き、横半分に切ってから1センチ幅に切ります。さやいんげんは筋を取り、斜め半分に切ります。なすはへたを切り落とし、長さ半分に切ってから縦四つ割にします。
③ Aの材料を合わせておきます。
④ 揚げ油を中温(170度)に熱し、②の野菜を順に素揚げして中まで火を通す。網などに上げて油をきっておきます。
⑤ フライパンにサラダ油大匙1を熱し、豚肉を焼き付けます。肉の色が変わったら、赤とうがらしとねぎ、にんにく、しょうがを加えて炒め香りがたってきたら③を加えます。
⑥ ⑤が煮立ったら、片栗粉大匙1/2を水大匙1/2で溶いて加え、とろみをつけ、一煮立ちしたら、④の野菜を加えて混ぜ、塩で味を調え、器に盛ります。
とうがんのそぼろあんかけ
<材料>4人分
とうがん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・900g
芝えび・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・300g
さやいんげん・・・・・・・・・・・・・・・・・・20g
土しょうが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10g
二番だし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カップ2
片栗粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙1
調味料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・塩・薄口しょうゆ・みりん
① とうがんは種を取って皮をむき、食べやすい大きさに切り、柔らかくゆでます。
② 芝えびは塩水で洗い、水分を切り、頭をちぎり、殻をむき、背ワタを取り、包丁で細かく刻みます。
③ さやいんげんは色よく塩ゆでし、水にとり、のち斜め切りにします。土しょうがは皮をむいて水にさらしたのち、おろしておきます。
③ 分量のだしを火にかけ、とうがんを入れ、煮立ったら芝えびも加え、再び沸騰したら火を弱め上に浮くアク、泡ををくい、塩小匙1/2、薄口しょうゆ大匙1、みりん小匙2で味を付けて弱火で落とし蓋をし、20~30分煮て味を含め、さやいんげんを散らし、片栗粉大匙1の水溶きを加えてとろみを付けて器に盛り、おろししょうがをのせてすすめます。
☆ 弱火で気長く煮て、味を含ませると良いでしょう。
素材が淡白なものなので、だしは濃いものがよいです。
☆ えびの代りに鶏の挽肉でもよくあいます。
この時は、少量の油でいためて、だし、または水を加えて柔らかくゆでたとうがんを入れて煮ます。
友人のKさんが届けて下さったお料理の数々。
上の献立の際、一緒に頂きました。
とても美味しくて、胸いっぱいでした。
梅雨明け後、厳しい暑さが連日続きますが、皆様、お元気でいらっしゃいますか。
1昨日は、病院に夫を見舞い、その後、三越のチェルシーガーデンでお買い物。
その途中から雨が降り出し、乗った電車が駅に辿りつく三駅前辺りから、私の大嫌いな雷が轟き始め、くわばら、くわばらの心境でした。
駅ののタクシー乗り場は長蛇の列で、覚悟はしていたものの、疲れ切った体には少々応えました。
最近は、年も忘れ、我が身を酷使して暮らしています。
病院通いは、この暑さを理由に、今回は二日置きにしていますが・・・・・
何とお休みの日は、炎天下でガーデニング作業。
しばらく働くと、汗びっしょりで、くたくた。
ガーデニングは、お金もかかるし、体も酷使するし、いい事ばかりではないな~、と。
このまま続けていいのかしら、と時に不安にもなります。
顔もほてってしまって、日焼けも心配。
昨日は、作業中、目には流れた汗が入り、沁みて仕方ありませんでした。
熱中症にならないように気を付けないといけませんね~
今日は旦那さまの退院日で、次女が迎えに行ってくれる事になっています。
今回は抗がん剤の副作用で白血球が減少し、発熱もあったため、薬の点滴は中止になりました。
今までは、実にスムーズでしたから、ちょっと私はショック。
けれど、夫は冷静に受け止めていて、いつもと変わらない様子で、ほっとしています。
近い内に、また入院になるのでしょうね~
長期戦の様相ですが、夫の回復を信じ、頑張リ続けるしかありません。
上記の松下幸之助氏の言葉に次のような文がありました。
「病を味わう心を養いたいのである。
そして病を大事に大切に養いたいのである。」
病とは闘うというより、味わう心を養う。
何かとても分かる気もします。
夫の病を通して、人生を深く味わいたいものです。
猛暑の折、皆さまも、水分補給を心がけ、くれぐれもご自愛くださいますように。
ご覧下さいまして有難うございました。
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