東山魁夷 白馬の森
手探りの人生
めくらさんは目が見えないのに、なかなかケガをしない。
むしろ目の見える人のほうが、石につまずいたり、ものに突き当たったりしてよくケガをする。
なまじっか目が見えるがために、油断をするのである。
乱暴になるのである。
目の見えないめくらさんは手さぐりで歩む。
一歩一歩が慎重である。
謙虚である。
そして一歩歩むために全神経を集中する。
これほど真剣な歩み方は、目の見える人にはちょっとあるまい。
人生で思わぬケガをしたくなければ、そして世の中でつまずきたくなければ、このめくらさんの歩み方を見習うがいい。
「一寸先は闇の世の中」といいながら、おたがいにずいぶん乱暴な歩み方をしているのではなかろうか。
いくつになってもわからないのが人生というものである。
世の中というものである。
それなら手さぐりで歩むほか道はない。
わからない人生を、わかったようなつもりで歩むことほど危険なことはない。
わからない世の中を、みんなに教えられ、みんなに手を引かれつつ、一歩一歩踏みしめてゆくことである。
謙虚に、そして真剣に。
おたがいに人生を手さぐりのつもりで歩んでゆきたいものである。
松下幸之助著 「道を開く」より
我が家の夕食の献立
私自慢の肉じゃがです。
定番のお料理で、皆様は目分量で調理されるのでしょう。
私はこの年になっても、相変わらず表示通りに作る、生真面目さ。(笑)
「これぞ、本当の肉じゃがの味!」といつか娘のお婿さんに絶賛されました。
肉じゃが
<材料>
じゃが芋・・・・・・・・・・・・4個
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・1個
人参・・・・・・・・・・・・・・1/2本
しらたき・・・・・・・・・・・・1玉
牛薄切り肉・・・・・・・・・・・200g
サラダ油・・・・・・・・・・・・大匙2
だし・・・・・・・・・・・・・・2カップ強
酒 ・・・・・・・・・・・・・・大匙2
砂糖・・・・・・・・・・・・・・大匙4
塩・・・・・・・・・・・・・・・小匙1弱
しょう油 ・・・・・・・・・・・大匙3
絹さや ・・・・・・・・・・・・8枚
<作り方>
① じゃが芋は一口大に切り(大き目)、面取りし、水にさらしてざるにあげておきます。玉ねぎは八等分にくし形に切り、人参はは乱切りし面取り、しらたきはさっとゆでてから食べやすい長さに切ります。牛肉は、3~4センチの長さに切ります。
② サラダ油を熱し、強火で玉ねぎを炒め、次に牛肉を入れて炒め、色が変わったら、じゃがいも、人参、しらたきを加え、全体に油が回ったら、だしをひたひたに入れます。
③ ②を強火にかけ、煮立ったらアクを取り、酒を加え、蓋をして中火で4~5分煮ます。
④ 砂糖を加えて5分煮、塩を加えて5分、しょう油を加えてさらに10分煮ます。途中、鍋の中の上下を返すようによく混ぜます。
⑤ 火を止める直前に、さっとゆでた絹さやを半分斜めに切って加え、さっと煮、器に盛ります。
☆ 料理のポイント
じゃが芋、人参は大きめに切って下さい。
絶対炒め過ぎないように。
だしを入れ過ぎない。材料の頭が少し出ている位のひたひたがよいです。
最初に砂糖を入れ甘みを出し、次の塩で味を引き締めます。しょう油は、一番最後。先に入れると、身が締まってしまい、ほかの調味料が 入っていかなくなります。
徐々に煮汁が少なくなってきますが、この段階で木べらで混ぜるのは好ましくありません。材料が崩れないように、両手で鍋を持ち、手前 か ら向こうに動かすようにして、鍋の中の上下を入れ替えます。
煮もので一番大切なのは、火加減と、調味料を入れるタイミングではないでしょうか。さしすせそ(砂糖、塩、酢、みそ、しょう油)の順 で 味付けをしましょう。
茶碗蒸し
<材料>
卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3個
小えび・・・・・・・・・・・・・・・・・・4尾
鶏肉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80g
かまぼこ・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2本
干し椎茸(小)・・・・・・・・・・・・・4枚
ゆり根・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/3個
三つ葉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/3ワ
だし〈卵の量の4倍)・・・・・・・・約3カップ
ゆずの皮・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
調味料
薄口しょう油・・・・・・・・・・・小匙1
みりん・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1/2
<作り方>
① えびは背ワタを抜き、尾の部分だけ残して殻をむき、鶏肉はひと口大のそぎ切りにして、えびと共に薄口しょう油小匙1、塩少々を振りかけて4~5分置きます。
② 干ししいたけは、直径1.5㎝位のものが良く、水で戻して石づきを切り取り、かまぼこはそぎ切りにします。ゆり根は一片ずつはがして堅ゆでし、三つ葉は、2~3㎝長さに切りそろえます。
③ だしに塩小匙1/2、みりん、薄口しょう油各小匙1で味を付け、少し冷まします。これをよく溶きほぐした卵に泡立てないように合わせて混ぜ、固く絞った布巾でこします。
④ 1人前用の器に①、②の材料を入れて、③の卵を静かに注ぎ入れ、上に浮いた泡を丁寧にすくい取ります。
⑤ 蒸気のよく上がった蒸し器に入れ、ふたの間に乾いた布巾を挟み、
鮭ずし
<材料>4人前
米・・・・・・・・・・・・米用カップ2(360cc)
(昆布5㎝ 酒大匙1)
合わせ酢
酢・・・・・・・・・カップ1/4
砂糖・・・・・・・・大匙1
塩・・・・・・・・・小匙1/2
紅鮭(中辛)・・・・・・・・1切れ(100g)
☆私は甘口をいつも使用します。
きゅうり・・・・・・・・・1本
シソの葉・・・・・・・・・5枚
白いりごま・・・・・・・・大匙1
<作り方>
① 米はとぎ、昆布と一緒に同量の水(360cc)に30分つけます。そこに酒を加えて普通に炊きます。
② 合わせ酢の材料を混ぜます・
③ きゅうりは小口切りにし、塩少々を振り、しんなりしたら水気を絞ります。(手に入る量ずつ、手に取って絞ります)
しそは粗く切り、水にさらして水気を切ります。(私は、せん切にしています)
④ 鮭は耐熱皿に入れ、酒大匙1(材料外)をかけ、ラップして電子レンジで2~3分加熱します。(厚みがある場合は、途中で一度裏返して加熱します。) 熱いうちに、皮と骨を除き、身をほぐします。
☆ 鮭はグリルで焼いてもかまいません。
⑤ ご飯が炊けたら、ほぐさずに大きめのボウルへ。ご飯が熱いうちに、合わせ酢を混ぜ冷ます。ご飯の粒をつぶさないように注意。
⑥ ごま、きゅうり、鮭を混ぜます。お皿に盛り、シソをのせます。
この鮭ずしも作り方が簡単な上、美味しいですが、夫の退院日にこしらえたサーモンずしは、もっと簡単で更に美味です。
その内レシピをご紹介しますので、ぜひお試しくださいね。
きょうの夕食の献立は、夫の入院日前日のものです。
この夕食を夫が残さず全部食べてくれた事は喜びの余り、既に記事にしました。
一昨日、娘に連れられて五回目の抗がん剤治療を終え、帰宅した夫。
暑さのせいかしばらくぐったりした様子で、心配になりました。
体調を尋ねると、「また食欲がなくなった」と言いました。
ところが、その日の夕食も、私がお皿に盛って上げた物は、意外にも残さず、すべて食べ、私を安心させてくれました。
サーモンずしはおかわりをした程です。
副作用の見られない夫に、改めて驚き、喜びを噛みしめています。
一昨日の夕食も、とりあえずアップ致しますね。
昨夜は、今朝の谷底への墜落を思いちょっと怖かったです。(笑)
何故か、一週間前1000ポイント前後の信じられない様な応援を二日続けて頂きました。
そのために身の丈に合わない順位に借り住まいさせてもらった感じで、何となく落ち着きませんでした。
明日の朝、もう一度急落を味わったら、元の私の居場所に戻れます。
激しい上げ下げは、ちょっと心臓に悪いですね~(笑)
ご覧下さいまして有難うございました。
ブログランキングに参加しております。
足跡変わりに、バナーにポチッ!を頂けると励みになり嬉しいです。