今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

若葉の峠~我が家の夕食の献立 肉団子のトマト煮・カニ玉・春雨とハムの甘酢和え

2014-07-18 07:43:49 | 料理

 

東山魁夷 残照

 

 

若葉の峠

 

峠から峠に移る旅路かな―

いつ聞いたのか、どこで読んだのか、もうすっかり忘れてしまったが、このことばだけは今も忘れずに、時折の感慨にフト頭をかすめてゆく。

一つの峠を越えてホッと息をついたなら、また次に峠が控えていて、その峠を越えると、やっぱり次にまた峠が続いていて、

だからとめどもなく峠がつづいていて、果てしもない旅路である。

これもまた人生の一つの真実である。

真実であるかぎり、これは誰も避けられない。

避けられなければ、やはりただ懸命に歩むほかないであろう。

 

高い峠、低い峠、荒れた峠、のんびりした峠、さまざまの起伏の中に、さまざまの人生が織り込まれて、

それで一筋の歩みのあとがついていく。

時に雨に降られ、風に吹かれ、難渋の重い足を引きずらねばならぬ事もあろうが、

また思わぬ暖かい日射しに、チチと鳴く小鳥の声をなつかしむこともあろう。

 

それでも元気で懸命に、越えられるだけの峠を越え、歩めるだけの旅路を歩みたい。

若葉の峠に、また新しい意欲をおぼえるのである。

 

松下幸之助著「道を開く」より抜粋

 

夕食の献立

 

 

 

肉団子のトマト煮

<材料>

豚ひき肉・・・・・・・・・・・・・300グラム
 
   A卵・・・・・・・・・・・・・・・1個
    塩・・・・・・・・・・・・・・・小匙1
    酒・・・・・・・・・・・・・・・大匙1
    水・・・・・・・・・・・・・・・少々
ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本
しょうが・・・・・・・・・・・・・・・・1かけ
片栗粉・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜

スープ
    
水(しいたけの戻し汁)・・・・カップ1
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙11/2
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1/2
酒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙1
しょう油・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙3


ピーマン・・・・・・・・・・・・・・3~4個
干し椎茸・・・・・・・・・・・・・・5~6個
トマト(中)・・・・・・・・・・・・・3~4個

ピーマン、干し椎茸、トマトの数は、いつも適当です。
お好みで増減して下さい。

<作り方>

① ねぎ、しょうがをみじん切りにします。その内の半分には、片栗粉大匙1を入れよくなじませます。残り半分は炒め用に取り置きます。

② 豚肉に、Aの調味料と片栗粉でまぶしたしょうがとねぎのみじん切りをを入れ、よく練ります。2~3センチ程度の団子にまとめ、片栗粉を全体にまぶし、油で揚げます。

③ スープの材料はよく混ぜておきます。

④ ピーマンと水で戻した干ししいたけは、太めのせん切りにします。

⑤ トマトは沸騰した湯に入れ、皮が割れてきたら取り出し、水に付け湯むきします。それをくし型の8等分にします。

⑥ 中華鍋を熱し、油を適当に入れ、しいたけとピーマンを炒めます。そこにスープを注ぎ、沸騰し、しいたけなどに火が通ったなら、肉団子を入れ、味をなじませます。最後に湯むきしたトマトを一気に入れ、ざっくりと、トマトが余り崩れないように大きく混ぜます。最後に隠し味として、酢大匙1を鍋肌に添うように入れ混ぜて、火を止め、器に盛ります。

 

 かに玉

<材料>

卵 ・・・・・・・・・・・・・・・・L玉 4個
カニ肉 ・・・・・・・・・・・・・・・・・100g
長ねぎ ・・・・・・・・・・・・・・・・・1本
生椎茸 ・・・・・・・・・・・・・・・・・2枚
ゆでたけのこ・・・・・・・・・・・・・30g

調味料
  
塩 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小匙1/4
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小匙1/2
酒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大匙1

サラダ油・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙1
ごま油・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1

甘酢あん

スープ・・・・・・・・・・・・・・・・・・2/3カップ(中華スープの素小匙1+水)

☆ 鶏がらスープのもとでもいいです。

酢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙3
砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙3強
しょう油・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙1
酒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1
水溶き片栗粉・・・・・・・・・・・・・大匙4(粉1+水3)

<作り方>

①甘酢あんを作ります。

 合わせ調味料の材料をすべて器に入れ混ぜ合わせておきます。
 
②具を用意します。

ねぎは白い部分を10㎝残して、あとは縦半分に切って、斜め薄切りにします。
残した10㎝の方は長さ半分に切り、厚みの中央まで包丁を入れて広げ、端からせん切りにし、冷水に放し、パリッとさせます。
椎茸とたけのこはせん切りにします。

③卵はボウルに入れ、よく割りほぐして、塩小匙1/4、砂糖小匙1/2、酒大匙1を加え混ぜ合わせます。

④中華鍋をよく空焼きし、サラダ油カップ1程度をよくなじませ、いったん油を開けます。改めてサラダ油大匙1を熱し、②の具を炒めます。

⑤鍋の汚れをふき取り、再度鍋を熱して白い煙が出てきたら、60ccのサラダ油を入れます。強火で熱したその鍋に一気に具を混ぜた卵液を流し入れ、玉杓子で手早くなべ底をかくようにして混ぜ合わせます。混ぜ合わせることで、均一に早く火が入ります。
卵がまとまってきたら、ふたをして半熟状になるまで蒸し焼きにします。

⑥卵の裏面にきれいな焼き色が薄く付いたら、鍋を大きく振り上げ、その反動で卵焼きを反対に返します。
再度揺り動かしながら卵全体に焼き色を付け、全体がまとまったら皿に盛り付けます。

☆、私はこんな器用なことできませんから、お皿を中華鍋に当て、フライ返しで、何とかひっくり返し、それを中華鍋に戻しています。

⑦焼きたてを皿に盛り、熱々の甘酢あんを回しかける。卵の中央に水にさらしたねぎのせん切りをふんわり立てるようにのせる。

甘酢あんは、鍋をきれいに洗い油気を取り、合わせ調味料をかき交ぜてから加えます。
玉杓子の底で鍋肌をこするように混ぜ合わせながら、中火で加熱します。調味料全体が溶けて泡立ち、とろみが付いて透明感が出てきたら沸騰させないようにします。
サラダ油小匙1を垂らし、あんの上を玉杓子で軽くなでるようにして、あんに照りを付け、皿に盛り付けた卵焼きの上にきれいにかけます。


 

春雨とハムの甘酢和え

<材料>

春雨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60g
ロースハム・・・・・・・・・・・・・・・・80g
きゅうり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2本
ザーサイ・・・・・・・・・・・・・・・・・・30g

酢 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙4
ごま油・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙1
砂糖、白ごま・・・・・・・・・・・・・・・・各大匙1/2
しょう油・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1/4

<作り方>

① 春雨を袋の表示に従って戻し、ザルに上げ、流水の下で冷やして水気を切り、食べやすい長さに切ります。

② ハムは細長い短冊に切ります。きゅうりは5㎜厚さの斜め切りにし、さらにせん切にしてボウルに入れ、塩を振って軽く混ぜ合わせて10分置きます。しんなりしたら水で洗って水けを切ります。

③ ザーサイは良く洗って水けを切り、せん切にします。

④ ボウルにAの調味料を入れてよく混ぜ合わせ、①の春雨をさっと混ぜ合わせてから、②のハムときゅうり、③のザーサイを加え、全体に和えて器に盛ります。

 

          

上の三点、いずれもとても美味しくて、我が家では定番のお料理です。

特に肉団子のトマト煮は、私が娘の頃からの大好物。

母が、NHKの料理番組を見てこしらえてくれるようになりました。

この一品が食卓に上る日は、心がワクワクするほど、心待ちにしたものです。

最近、なぜか連日のように母の夢を見ます。

お盆が近付いてきたからかしら。

 

私とは違って、母はとても器用な人でした。

習い事をすると、忽ち上達し、かなりのレベルを極め、入選したりと・・・・・・

日本舞踊、編み物、お習字、短歌など。

子供の頃の私達の洋服も、すべて母の手製でした。

料理の腕前も、なかなか

器用なだけでなく、努力家の人でもあった母。

こんなことを綴ると、今夜もまた母が笑顔で夢に現れそうですね~(笑)

 

      

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