今日は階下に寝室を移動した理由を書きたいと思います。
何故なら、私の寝室(元は子供部屋)には、新築当初からクーラーが取り付けられていないからです。
私がある面、如何に子供たちに厳しい親であったかを物語っているかのよう。
私は、子供達には暖房は必要だけれど、冷房は不要との考えを持っていました。
そんなに甘やかしたくありませんでした。
厳しい寒さには、耐えるのに限界があるけれど、暑さは我慢できないはずはない。
子供達は、その程度の気候変動には耐えて暮らすことで、逞しくなれる。
私が幼い頃の暮らしは、それが当たり前だったのだから
この様な教育観を持っていたのです。
取付場所の電源だけは設置されている子供部屋
でも使用しないまま、今日に至ります。
ですから娘達は大学受験勉強も、真夏の太陽が燦燦と照り付ける二階の部屋でずっと頑張り続け、志望の国立大学に合格しました。
時にあまりに暑くて、我慢できなかったのでしょう。
週末の日中は、クーラーの効いた主人の書斎がある夫婦の寝室で、勉強をしている長女の姿を幾度か見かけたことはありますが。
それは、たまのこと。
二人共、結婚するまで、クーラーのない部屋で過ごしました。
子供たちが長年使用していたベッドで今は寝ています。
夫婦の寝室のシモンズのベッドより、はるかにマットレスは心地よくて、
私は大変気に入っています。
冷房機を取り付けて、などとねだられたことも一度もない私です。
その生活が当たり前となり、娘達には文句を言う発想がなかったようでした。
それにしても我慢強い子供達だったと、今更ながら感心します。
娘達は就学時から大学を卒業するまで、学校を休んだことがほとんどありません。
幸いにも、とても丈夫な体に恵まれました。
就職後もそうです、
「可愛げがないくらい丈夫。
時には風邪でも引いて会社を休みたい」と、よくぼやいていました。
もしかすると、娘達の辛抱強さ、丈夫な体は、真夏を自然換気の部屋で過ごしたことが一因しているのかもしれません。
その点、今の子供たちはすべての面で恵まれすぎ。
今後その影響が、どのような形で表れてくるか少し心配な私です。
娘達が結婚する前と比べ、気候の著しい変化で、今は夏の気温は5~6℃高そう。
ですから、クーラーのない暮らしを強要するのは、もう無理でしょうけれど。
昨年までは、夏の夜を、その子供部屋で私は寝て過ごしてきました。
アイスノンを抱きしめて。(笑)
それで、私は暑さを十分凌げたのですが。
今年の夏の気温は異常で、そうもいかなくなりました。
眠っている間に、熱中症になっては大変。
今は階下に避難、
ファミリールームや和室で寝ていますが。
将来的には、空調の取り付けを検討しないといけない時期がきそうです。
空調が効いた部屋で寝るのも過ごすのも、今でも私は苦手。
最初は快適と思っても、しばらくすると嫌な倦怠感が襲ってきます。
冷房の効いた部屋で目覚めると、気持ちが爽やかではありません。
新鮮な空気を出来るだけ取り入れて暮らしたい。
そのための工夫を多少なりとも私は思い付きました。
そして、今はそれを時々実行するように心がけています。
いつまで続けられるか怪しいけれど、思い立ったらすぐ試してみる。
このアイデイアは次回の記事でご紹介させていただきますね。
早く涼しくなってほしいけれど、私はどんなに暑くても、真冬より夏の方が楽。
この程度の辛さは、いろいろ工夫して軽やかに乗り越えたい。
その様に思っています。
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