人生ブンダバー

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CD 「宇宿允人の世界20」  トスカニーニ「ロッシーニ序曲集」

2018-02-06 05:00:00 | 音楽

先日、リストのハンガリー狂詩曲第2番(管弦楽版)のおもしろさにつ
いては、宇宿允人さんに教わった、と書いたが、そのLIVE(2003/5/
24)を発見したので購入した。当時のプログラムを確認すれば分かる
ことだが、おそらく、私が東京芸術劇場で聴いた演奏だろう。

オーケストラの「フロイデフィルハーモニー」は、宇宿さんの「手兵」
と言えるだろう。在京トップクラスのオケに比べ、実力的にはやや落ち
るかもしれないが、はたして何回聴いても飽きない演奏だ。購入以来、
何十回と繰り返し聴いている。LPならレコード盤が白くなるところか
しらん。
「笑いのツボ」というものがあるように、「(演奏の)感動のツボ」が
あるとすれば、「感動のツボ」にはまってしまう。



宇宿允人指揮/フロイデフィルハーモニー
Ⅰ.
1.ワーグナー;歌劇「タンホイザー」序曲
2.ウェーバー;舞踏への勧誘(ベルリオーズ編曲)
3.清瀬保二;歌曲「園丁」より(宇宿允人編曲)
4.ニコライ;歌劇「ウインザーの陽気な女房達」序曲
5.リスト;ハンガリー狂詩曲第2番

とくに、4と5がまことにビビットな演奏でおすすめだ(ビビッと来る
?)。

Ⅱ.
ムソルグスキー;組曲「展覧会の絵」





Ⅰのような「小曲」を聴くにはまことに楽しいものだ。
上記に刺激され、久しぶりにトスカニーニの「ロッシーニ序曲集」を聴
いた。

昨年2017年は、あまり騒がれなかったかもしれないが、トスカニーニの
生誕150年、没後60年だった(前に書いたが、今年はカラヤン生誕110
年、バーンスタイン生誕100年)。

時代が時代だけに録音はMONOだが、全米の腕利きをそろえたNBC交
響楽団を指揮台の「独裁者」トスカニーニが指揮しただけあって、ひと
言で言えば、リズムとカンタービレがすばらしく、モノラルということ
が気にならない。いずれも「これ、これっ」と手を叩きたくなる演奏だ。

私が本CDを購入したのは20年以上前だが、今でもAmazonなどでは廉
価盤として手に入るようだ。

それでも「MONOではちょっと・・・・・・」というのであれば、(私は聴い
ていないが)一般的にはアバド盤とかシャイー盤がおすすめのようだ。



トスカニーニ指揮/NBC交響楽団

1.歌劇「アルジェのイタリア女」序曲
2.歌劇「ブルスキーノ氏」序曲
3.歌劇「セビリャの理髪師」序曲
4.歌劇「シンデレラ(チェネレントラ)」序曲
5.歌劇「どろぼう(泥棒)かささぎ」序曲
6.歌劇「コリントの包囲」序曲
7.歌劇「セミラーミデ」序曲
8.歌劇「ウィリアム・テル」序曲

     *      *     *      *

以前書いたのではないかと記憶する(自信ない[笑])が、
「横浜花追い人」(→こちら)は、私が閲覧する数少ないブログの一
つだ。
私が昨年読んだ本が紹介されていたので、「ハイドンⅡ」名で少しく
コメントさせていただいた。


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