人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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ワーグナー「ワルキューレ」

2008-11-18 05:50:41 | 音楽
経済学部を卒業した身としては、音楽会の鑑賞にはいくばくかの「費用対効果」を
考慮しなければならない。

今年は「予算」の範囲で厳選の上オペラを3つ観た。そのひとつが二期会の「ワル
キューレ」である。

指揮;飯守泰次郎
管弦楽;東フィル
ヴォータン;小森輝彦
ブリュンヒルデ;横山恵子
ジークムント;成田勝美
ジークリンデ;橋爪ゆか
フンディング;長谷川顕
フリッカ;小山由美
(2月23日(土) 東京文化会館)


ワーグナー「ニーベルングの指輪」は、朝比奈隆が新日フィルに客演し、コンサ
ート形式で演奏したもの(1984~1987年)をやはり上野の文化会館で聴いている。
--ヴォータンは池田直樹だった。演奏時間が長く、聴く方もくたくたになった記
憶がある。

二期会12年ぶりの「ワルキューレ」も、オール日本人キャスト。ブリュンヒルデ
(横山恵子)、フリッカ(小山由美)がすばらしく、ジークムント(成田勝美)は
大健闘、ヴォータン(小森輝彦)もなかなかよかった。
3時間半たっぷりと<ワーグナーの音楽>に浸った。


それにしても、第3幕「父(ヴォータン)と娘(ブリュンヒルデ)の別れ」には涙
が止まらず、字幕が読めなかった。


「ニーベルングの指輪」全曲CDは持っていないが、カラヤン盤のハイライツを
時々聴いている。カラヤンが充実していた1960年代後半の録音。D.F=ディースカ
ウ、G.ヤノヴィッツの声が聴ける。



(一口メモ)
ワーグナーといったらワルキューレ。ヴァーグナーといえばヴァルキューレであ
る。







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2 コメント

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初演・再演 (minorer)
2008-11-18 23:28:59
ワタシも聞きました
学生のときに聞いた二期会初演を思い出していました
指揮は同じ飯守氏(ものすごく若かったわけですね)
今は亡き大橋国一がフンディング
ヴォータンは木村俊光でした

ワタシも今回は父と娘の情が身に沁みました
(ものすごく年をとったわけですね)

因みにワタシはヴァグナー、ヴァルキューレです
ヴォータンと言えばそうなのである
返信する
大橋国一さん (katsura1125)
2008-11-19 06:05:23
minorerさん、お寒くなりました。
昭和47(1972)年の「ワルキューレ」ですネ。
失礼ですが、当時の赤貧の中、よくチケット代
に手が届きましたネ(笑)それにしても大橋さ
んの早世は残念でしたね~。
返信する

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