70歳以上の方々が出演する演奏会、グレート・マスターズ第7回を聴いてきた。
(11月16日(日)、紀尾井ホール。)
出演者は70歳の「新人」から最高齢は93歳である。
1.栗本尊子(メゾソプラノ)88歳 「ばらの花に心をこめて」、「初恋」他
2.菅沼準二(ヴィオラ)70歳 「3つのロマンス」
3.平野忠彦(バリトン)70歳 「ラ・マンチャの男」、「もう飛ぶまいぞ、この
蝶々」他
4.青木十良(チェロ)93歳 「序奏と華麗なるポロネーズ」他
5.「日本のオペラと藤原義江」
6.安倍圭子(マリンバ)70歳?? 「ガレリア・インプレッションズ」他
栗本さんは拍手に迎えられ、ゆっくりゆっくり登場、3曲を歌い上げた。ちょっと
「お年を召され」たが、「絶妙のリタルダンド」がすばらしい。来年の5月、6月ま
で演奏会の予定が入っているそうだ。栗本さんの歌には現役歌手にはない何かがあ
る。
菅沼さんはN響15年、その後芸大教授15年だそうだ。きっちりとザッハリッヒだっ
た。
平野さんは十八番(おはこ)を4曲歌った。平野さんは17歳の時から畑中先生に師
事しておられるというから、もう53年になるようだ。大きな平野さんが畑中先生の
前で小さくなくなっておられ、おかしかった。
青木さんのチェロにはひきつけられた。アンコールの「鳥の歌」では集中のあまり
青木さんの姿しか目に入らなかった。お嬢さんのピアノも大変よかった。青木さん
はいまだに日々発見があるという。
「藤原義江」のコーナーでは、VTRと録音を聴きながら、三善さんと畑中先生の
興味深いお話を伺った。いつも思うことだが、畑中先生の上品な敬語(尊敬語、謙
譲語、丁寧語)は真似ができない。
マリンバは慶應グランドコンサートと2ヶ月続けて聴く珍しい経験となった。
来年のグレート・マスターズは11月25日の開催予定である。
(11月16日(日)、紀尾井ホール。)
出演者は70歳の「新人」から最高齢は93歳である。
1.栗本尊子(メゾソプラノ)88歳 「ばらの花に心をこめて」、「初恋」他
2.菅沼準二(ヴィオラ)70歳 「3つのロマンス」
3.平野忠彦(バリトン)70歳 「ラ・マンチャの男」、「もう飛ぶまいぞ、この
蝶々」他
4.青木十良(チェロ)93歳 「序奏と華麗なるポロネーズ」他
5.「日本のオペラと藤原義江」
6.安倍圭子(マリンバ)70歳?? 「ガレリア・インプレッションズ」他
栗本さんは拍手に迎えられ、ゆっくりゆっくり登場、3曲を歌い上げた。ちょっと
「お年を召され」たが、「絶妙のリタルダンド」がすばらしい。来年の5月、6月ま
で演奏会の予定が入っているそうだ。栗本さんの歌には現役歌手にはない何かがあ
る。
菅沼さんはN響15年、その後芸大教授15年だそうだ。きっちりとザッハリッヒだっ
た。
平野さんは十八番(おはこ)を4曲歌った。平野さんは17歳の時から畑中先生に師
事しておられるというから、もう53年になるようだ。大きな平野さんが畑中先生の
前で小さくなくなっておられ、おかしかった。
青木さんのチェロにはひきつけられた。アンコールの「鳥の歌」では集中のあまり
青木さんの姿しか目に入らなかった。お嬢さんのピアノも大変よかった。青木さん
はいまだに日々発見があるという。
「藤原義江」のコーナーでは、VTRと録音を聴きながら、三善さんと畑中先生の
興味深いお話を伺った。いつも思うことだが、畑中先生の上品な敬語(尊敬語、謙
譲語、丁寧語)は真似ができない。
マリンバは慶應グランドコンサートと2ヶ月続けて聴く珍しい経験となった。
来年のグレート・マスターズは11月25日の開催予定である。
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