5/13 新日本フィル第649回定期

5月13日（土）、新日本フィルの定演トリフォニー・シリーズを
聴く（於すみだトリフォニーホール）。

コロナの取り扱いが5類に移行し、お客様が戻ってきたのか、1階
Ａ席、Ｂ席はギッシリ。

＜プログラム＞
１．シベリウス　ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47＊
－－休憩－－
２．メンデルスゾーン　交響曲第2番 変ロ長調 op.52「讃歌」
指揮：沼尻竜典
ヴァイオリン：ユーハン・ダーレネ＊
Sop.1：砂川涼子
Sop.2：山際きみ佳（Mez.）
Ten.：清水徹太郎
合唱：栗友会合唱団、新国立劇場合唱団
合唱指揮：冨平恭平
コンサートマスター：崔文洙／伝田正秀


以下、いつもながらつたないコメントを･･････

１．シベリウス　ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
シベリウスのヴァイオリン協奏曲を初めてＬＰで聴いたのは、昭
和50年代、ハイフェッツ盤で、懐かしい。

コンマス崔さん登場、「お～、入ってるね～」という表情。
弦楽五部は12型（12-10-6-8-5）のようだ。

J.ダーレネは、いまだ22-23歳。羨ましいほど若々しく、学生っぽ
い顔だ。ホワイト・シャツにネクタイピンのいで立ち。
長身のダーレネは、ほぼ下を向き、膝を使いながら奏でていく。
第1楽章はシベリウスらしい幻想的な曲。やや東洋的？
第2楽章は美しいメロディー。ソロが休みの時はまことに穏やか
な顔。
第3楽章ダーレネは、時々腰をしずめての演奏。「これこれ」と
いう躍動感がすばらしい。
（概算演奏時間：33分）

アンコール曲は、珍しくオケ伴のそれで、坂本龍一「Merry Christ-
mas Mr.Lawrence（戦場のメリークリスマス）」。
ダーレネの「Mr. Lawrence」という紹介に、「ワアー」という声
があがった。

－－休憩－－
赤ワインを飲んだ後、古谷野先輩にご挨拶すると、
「10/1にゼミ総会があると聞いてますよ」
「久しぶりですね～」。


２．メンデルスゾーン　交響曲第2番 変ロ長調 op.52「讃歌」
この曲を生で聴くのは初めて！だ。
合唱団は、5段、約1ｍ間隔の80人ほど。最前列は新国立劇場合唱
団かしらん？

弦楽五部は14型だ。

全10曲からなる。
第1曲は管弦楽曲で（演奏時間は約25分強）、交響曲でいえば第1
～第3楽章にあたる。どこといって、ウン？とならない演奏だ。
メンデルスゾーンらしい明るめの「音」を鳴らしていく。ハッと
させられる箇所もある。
ソリストは座ったまま、ほとんど瞑想状態だ。

第2曲から第10曲まではソリストと合唱のカンタータだ。
構成は次のとおり。字幕はなし。
第2曲：合唱、Sop.ソロ
　第一声から立派な合唱に感心（私の席は音響がややよくないが）。
第3曲：Ten.ソロ
　気持ち太めの頭声がすばらしい。
第4曲：合唱
第5曲：Sop.二重唱、合唱
第6曲：Ten.ソロ、Sop.ソロ
第7曲：合唱
　まことに堂々たる合唱だ。
第8曲：コラール
　ア・カペラ合唱は子音を響かせ、音程もキッチリ！
第9曲：Sop.ソロ、Ten.ソロ
　沼尻さんは半身で、左を見たり、右を見たりの指揮。
第10曲：合唱
　最後まで、力強い合唱が見事だった。
（概算演奏時間：66分）

ソリストはさすがの歌唱。山際さんは、私は初めてだったが、ほ
かの二人に劣らず。立派な声を出していた。
沼尻さんはどちらかというと職人的な指揮者？合唱にも強い？

大拍手が続くカーテンコール。ソリストも出たり入ったりを繰り
返す。沼尻さんが合唱を含め、トロンボーン等々、次々に立たせ
ていった。
（冨平さんはご都合悪く（？？）、登場せず）。

メンデルスゾーンの2番もいいものですね～。



11:58


12:06


12:08


13:06


13:14


13:15


13:16


13:18


13:34　予習スペース？


13:51


13:53　かなりギッシリ


14:45


14:54


16:13


16:14


16:20


16:21　お開き


16:22


16:25


16:30　閉店


16:32　くず餅を買う。


16:42　錦糸町


17:37　あざみ野着


17:40