26日、外交評論家(元駐タイ大使)岡崎久彦さんが亡くなられた。
産経新聞によると、「鷹はむれず」を自ら理事長・所長を務める岡崎研究
所のバックボーンとされていた、という。
大体、日本人はすぐに群れる。何かしようとすぐ群れる。--「朝日新聞
を糺す~会議」とか「負けるな○○!の会」とか。
小林秀雄も、すぐに「~する会」なんかを作りたがるという趣旨のことを
いっていた。--「左翼だとか右翼だとか・・・・・・どうしてあんなに徒党を
組むのですか。無意味です」
小泉信三さんは、右翼主催の講演会には出席しない「見識」があった。
「鷹はむれず」とは、「独立自尊」にも通じるいい言葉だ。
「鷹はむれず」を調べたら、「鷲鳥不群(しちょうは、むれず)」という言葉を
知った。陸奥宗光が著書に書いたものだという。
「和をもって貴しとなす」を強調するよりも「和して同ぜず」でありたい。
、
我ら昭和50年入社組は「鷗のジョナサン型」でした
《群に加わることを好まず一人孤高に留まる》
というところでしょうか
当時の人事課長が私に「まさしく君のことだな」と
言いましたが、当たっているとは思う反面、昭和50年
入社組と括られることも好まない
(そんな私でも企業という群とはつかず離れずで定年
まで転職もせず勤め上げました)
私の場合、群に属さ(せ)ないのはポリシーというよりは
偏屈な性格によるものだと思うのですが(つまり他律的)
同じ入社年次のkatsuraさんや如何に?
たしかに一括りにして物事を論じるのは、よろしくありません。当時はシラケ世代という言葉も流行りましたが、シラケていたらワグネルなんかやってられません(笑)。
(演劇論ではありませんが)我々の頃はなどと延々と論じていたら、それこそ群レルことになりかねない。
「大いに群れるべし」といっても、個人がなければ子どもと同じである--三島由紀夫の『不道徳教育講座』??(私は)何が言いたい?(笑)