本書は、このブログで取り上げていなかったが、久しぶりに読み直し
て、大変おもしろく、勉強になった。
当初は講談社現代新書として、昭和51(1976)年12月に発売にな
ったが、その後、平成17(2005)年に平凡社ライブラリーとしても発
刊された。
本書p154に團伊玖磨さんが、
「合唱団のばあいも、特別な西洋の発声の訓練を受けた合唱団はた
しかにきれいな音はしますけれども、日本の歌を唄ったときには一語
一語がほんとに分かりませんね。つい最近、慶応のワグネルの合唱
団が私の作品を歌ったのですが、こちらのほうは始めから発音上な
にもいうことがない。聞いていてわかるんですね。ぼくのいいたいこと
をなにもいわなくってもちゃんとはじめからやってくれる嬉しさってのは、
アマチュアの合唱団でないとわれわれの作品は生きられないなと思
うぐらいのものでした。言葉に、生きた感動がありました」
と発言している。
聴いて分かる日本語は木下保先生の「遺産」と言えるのではないかし
らん。
講談社現代新書版『日本音楽の再発見』
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