3/17 新日本フィル第570回定期

これからいささか旧聞に属する話が続くが、3月17日（金）、新日本
フィル第570回定期トパーズを聴く。18日（土）の公演が東響と重な
ったために、17日に振り替えてもらったものだ。この振替サービスは
ありがたい。

指揮は、音楽監督上岡敏之の登場だ。

＜プログラム＞
1.ベートーヴェン　交響曲第1番　ハ長調　op.21
2.モーツァルト　ファゴット協奏曲　変ロ長調　K.191＊
3.シューマン　交響曲第2番　ハ長調
指揮；上岡敏之
ファゴット；河村幹子＊
コンサートマスター；崔文洙

以下、つたない感想を･･････
プログラムは、ベートーヴェンとシューマンのハ長調交響曲の間に、
モーツァルトのファゴット協奏曲を挟んだもので、すべて長調をベー
スにしている。

1.ベートーヴェン　交響曲第1番　ハ長調　op.21
この日の「センター」は、オーボエ金子亜未さん（－－古部さんでは
なく）、フルート白尾彰さん、クラリネット中館壮志さん、ファゴット坪
井隆明さんだ。弦は14型（14-12-8-10-6）。

客席も1階までまずまずの入りである。
（　）内は各楽章の概算Timing

上岡さんは、譜面台に楽譜を置いたままの、暗譜の指揮。
(1)序奏の出だしにベートーヴェンらしい特長（いきなりの属七の和
音）があるが、ハイドン、モーツァルトの「進化」を意識する（音楽は
進化する？）。
上岡さんの左手の動きとともに木管が浮かび上がる。身体の動き
がある指揮だ。新日本フィルの明るめの音色が生きている。（9分）
(2)モーツァルトに近い？上岡さんは気持ちよさそうに振る。オケは
よく鳴っている。（6分）
(3)ここでもベートーヴェンの革新性が聴ける。弦楽と木管がすば
らしい。（3分）
(4)キザミが生き生きとした演奏だ。（6分）

2.モーツァルト　ファゴット協奏曲　変ロ長調　K.191
新日本フィル首席の河村さんをソリストに迎えてのモーツァルト。河
村さんは女性にしては長身だ。河村さんは無論暗譜。
ちょっと聴くと、（モーツァルトの）ホルン協奏曲に感じが似ていた（－
－作曲者が同じだから？）。
弦は10型か、コントラバスは3人だけ。管はオーボエ2、ホルン2と
少ない。
ファゴットのソロもいいものだ。当時、名手がいたのかしらん。

急－緩－急の3楽章。第1楽章7分。第2楽章7分、第3楽章4分。
演奏が終わると、河村さんは、上岡さん、崔さんと握手。オケも客席
と一体の盛んな拍手に、河村さんは客席に最敬礼。

3.シューマン　交響曲第2番　ハ長調
上岡さんはここでも暗譜の指揮。弦は、第1ステージ同様、14型だ。
(1)序奏はなかなかの出だし。上岡さんは時々左手で手すりを持っ
ての指揮。音楽は違うだろうが、ややC.クライバー流の振り方だ（い
い意味で「キザ」？）。finishは力一杯。（11分）
(2)腰を左右に振る指揮ぶり。ティンパニも活躍。後半は気持ちよく
加速した。
（7分）
(3)上岡さんは、時々、拍をきざまない指揮。雲間から木管が浮かび
上がる音楽だ。（8分）
(4)全身を使った大きな指揮ぶり。右手をぐるぐる回すとともに音楽
が前進する。（8分）

拍手の起こりがやや早かった？1階の前列10番目くらいまでが激し
く拍手。上岡さんはオケを1st、2nd、チェロ･･････と各パートごとに
立たせていく。

再び三度登場すると足早に指揮台に上がり、モーツァルトのジュピ
ター交響曲第4楽章をアンコールしてくれた。最後は指揮台の下で
深々とおじぎ。


上岡さんと進化する新日本フィルの今後が楽しみだ。
早速、7月29日（土）の上岡敏之／新日本フィルの『カルミナ・ブラー
ナ』もシルバーで予約した。



プログラム



17:52　錦糸町着


17:58　つばめグリル


18:02　店内


18:11　ブイヤベースのおじや


18:31　すみだトリフォニーホール　振り替え券交換窓口


18:32


18:33　学生券に並ぶ人々


18:33


18:36　チラシを仕分けし･･････


18:43　回収ボックスへ


18:48　開演前


19:58　休憩中


21:01　お開き


21:01


21:16　中央林間行急行


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3/14（火）、何十年ぶりかで、会社の同期会に出席。10分ほど話す
とお互いに誰だか分かってくる。ホールディングスの会長も同期とし
て出席。

何日かしてワグネルのＭさんに言ったら、「えっ、連絡来てないよ～」。


17:36


18:13


19:11　掘りごたつだと嬉しいのだが･･････


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演奏会の感想－－今後の予定は･･････
・東響第59回川崎定期（3/18）
・都響第827回定期（3/21）
・慶應志木高ワグネル第9回定期（3/22）
・紐育男声東京第24回定期（3/25）