9月14日(木)9時から15日(金)12時まで、一泊二日でワグネル現
役の合宿に参加してきた。
OBにはイスが用意されていたが、のべ約12時間(--休憩時間は
別として)、意地を張って、立って練習した。久しぶりに「意地」を思い
出した。
楽屋話的なことを言ったり、書いたりするのは趣味ではないが、一部
を記録として残しておこう。
現役の合宿に行ったのは、新婚時代に家内と顔を出して以来かしら
ん。あの時はたしか現役の学生指揮者から突然私が指名されて、無
謀にも、コンコーネの何番だったかを一人で歌ったことがあった。35
年以上前のことである。
佐藤先生と伴奏の永澤さんは、前日(あるいはそれ以前)から参加
されていたようだが、先生には、OBが参加した、14日と15日だけ
でも、『タンホイザー』の合唱部分(--時間にして20分ほどかしら
ん。)をのべ10時間ほどかけて、丁寧に繰り返し指導いただいた。
平均すると、かりに5分の曲につき2時間半かけたことになる。
10時から佐藤先生が練習開始前にひと言--
「音楽の前にはOBも現役もありませんので、よろしく!」
『タンホイザー』は私が現役4年の定演演奏曲目だ。「老人は若い時
の気持ちを忘れがちだ」(*)とは、cool head but warm heartの小
泉信三先生の言葉だが、私は、当時、「OBが入ると指示も徹底せ
ず(--無論そういうことは許されない。)、声も響きが落ちる(声は
老化する。)ので、ちょっと嫌だな・・・・・・」と思ったことを「告白」する
(笑)。
(*)正確には、
「年長者は自分が青年だった時の心理を忘れ勝ちである」
(小泉信三『海軍主計大尉小泉信吉』p22 昭和41/8/15単行本)
「あれから40年(以上)」、立場は変わり、声量は出ないが、老骨に
鞭打ち、久しぶりに集中し、立ちっぱなしで練習した(おかげでいま
だに疲れ気味?)。
『タンホイザー』は、私はたしか4回目だ。現役時代にやった曲は、
歌詩と発音が身体に染み込んでいる。「歌い崩れ」に注意?
全体的には、正直言って、14日の午前中の感じでは、まことに「前
途多難」という印象だったが、現役は成長著しく、15日午前の練習
が終わる頃にはかなりまとまった。「収穫」逓増と言えばいいのかし
らん?
先生からも
「いいですか。合宿から帰っても、最低限、この水準から<絶対に>
後退しないこと。もっともっとやりたいんだから」
「これから参加するOBにも全員に徹底してください」
と。
私の合宿費用 11,250円。
9月14日(木)
6:32 あざみ野駅前
6:42 ラッシュのあざみ野駅
6:54 混み具合
6:56
6:57 二子玉川でTさんご自慢の車に乗せてもらう。
途中で責任者の武山さんに、「Tさんと向かっています。9時前には
着きます」と電話する。
8:21 高速道路から富士山が見えた。
8:24 河口湖出口
8:36
8:36
責任者の武山さん(4年生)が迎えてくれた。お役目お疲れ様!
8:38
8:38 練習会場のホール
8:45
8:46 赤富士ならぬ黒富士
8:46
8:50
8:51
8:52
8:53
8:54 これらの本が無造作に置かれていた。
今の現役学生は楽典もかなり勉強している?
8:54
8:54
8:54
8:57 前列にOB用のイスを用意してもらったが、私は最後列で
9:01 ラジオ体操ではなく、ストレッチから
「こんにゃく体操」ではないが、上半身(とくに首から上)には絶対力
を入れないことを教わる。
おかげで、長い間歌っても、声がガラガラにならなかった(気のせい
?)。
9:02 お腹周りも柔軟に
9:02 早速楽譜をいただく
9:04 お互いに肩もみ
9:08 ブレス
9:28
9:42 一時休憩中に
9:53
9:56 先生が10時に来られる前におさらい
10:00 ジャストに先生が来られた。
10:02
10:25
10:30 学年別に
10:36 OBは上級生と一緒に
11:33
11:41
12:03 お昼だ。ヤッホ~。
12:06
ボーっとしてたら、現役が持ってきてくれて、「あ、すみません」と恐
縮。
12:12 合宿マネが「はい、手を合わせて、いただきます」
12:18 早くもお代わり
12:32
12:34 OBも含め、めいめいで後片付け
12:37
12:37
13:14
13:33 学生指揮者による事前練習
14:37 10分休憩
15:52
佐藤先生より
○今回演奏する『タンホイザー』で、オリジナルの男声合唱は2曲です。
○常にフレージングということを考えないといけません。フレーズを考
えるのは、3つくらいの観点から
という意味のことを教えていただき(--これでよかったかしらん。)
ハッとする。
今さらではあるが、
・ピアノが(プロとして)弾けて、
・コレペティトゥールが出来て、
・オケが振れて、
・オペラが指揮出来て(以上、相互に関連するけれど)、
・「声」やブレスの使い方が指導出来て、
・アマ学生(=ワグネル)の指導に「熱心」な
佐藤先生にご指導いただき、ワグネルは、木下先生、畑中先生時同
様幸せだ。
16:10 学生指揮者が先生に確認?
消化不良の部分があれば、遠慮せずどんどん確認した方がいいか
しらん。
16:14 OBの差し入れ
16:56 ベース系のみ重点練習 「それじゃ、テナー系は座って」
16:59 同上 ベース系はOBも立って
17:00 テナー系はPause--お休み
17:02 同上
17:19 夕食前の全体練習は終わり
17:23 富士山が見えなくなった。
17:26 夕食
17:30
17:36
18:23 「OBの方からお風呂にどうぞ」
18:24 一番風呂
18:38 露天風呂(ポスター写真)
18:51 宿泊した洋館 Sさん、Kさんと3人部屋
19:15 Topのパト練(パート練習)に参加
19:33
19:56
19:56
20:51
20:56
20:59
21:31
パトリから声をかけられ、再びTopのパト練(居残り特訓)に参加
「巡礼の合唱」の最初の部分4小節(--とくに、二重子音やuウム
ラウト)について、先生の指示を思い出しながら、繰り返し練習。
パトリから「はい、OBの方(3人一緒に)お手本をお願いします」と言
われて焦る。「さすがです」は、ソツのない社交辞令?
パト練中に、Tさんから「もう呑んでますよ」ということだったらしい電
話がかかってきたが、こっちはそれどころじゃなく、電話に出ず、失
礼してしまった。
この日は、uウムラウトの発音については、佐藤先生自ら、Topから
パート別に「別室練習」で、一人ひとりに徹底されておられた。その
労力と時間たるや大変なもの。
--日頃のOB練習でも、無意識にかどうか、一部に「ユイー」という
発音が聞こえることがある。
9月15日(金)
北朝鮮ミサイル発射。7時過ぎ、テレビでJ-アラートが放送される。
7:24 食堂のある建物
7:25 もうしばらくお待ちください。
7:28
7:34 ビュッフェ形式
7:46 フリードリンク
8:00 食後の団欒
8:05 おいしいミルクだった。
8:21 Tさんの愛車
8:23 富士山見たか--富士山見えず。
8:58 整理整頓?
8:59 かなりお疲れ 大丈夫かな
9:01 ストレッチ体操
9:03
9:07 ブレス
9:25 ベース系
9:29
9:48
9:52 学生指揮者による事前練習 頑張ってる
10:11
10:29 ピンボケでごめんなさい。
10:52 小休止
11:31
11:46 今回の仕上げ練習
11:59
12:01 OBはここで終了~。いいホールだった。
両先生にはお世話になりました。
12:04
最後にパトリの鳥羽さんを中心に13人で(OBは3人、分かるかな?)
12:05
OBは解散(現役はもう一泊かな。)。クタクタで思考力ゼロ。忘れ物
がなければいいが・・・・・・。
12:25 帰り道、合宿所からちょっと来たところで昼食
12:28
牛肉のほうとう Sさんは別の品を注文したがいまイチだったとか。
「もみじ亭」で念のため持ち物をチェックしたら、案の定、ホールに楽
譜を忘れてきたことに気付く。責任者の武山さんに、これから戻るけ
れど、忘れ物が届いていたら、保管しておいて、と電話する。
運転のTさん、同乗のHさん、Sさんに「ご足労」をかけて、ホールに
戻ったら、置き忘れた場所にそのままになっていた。再び、武山さん
に電話し、「ありました~」。我ながら人騒がせだ。
12:55 無事に回収。
12:58 富士山ともお別れだ。
13:06 河口湖大橋
13:12 セブン-イレブンで買い物
13:46 KABA2号→こちら。
15:20 休みなしで団地に到着。
Tさん、運転お疲れ様!感謝です。一人で運転させてしまって、ゴメ
ンナサイ。
15:22 ヒガンバナが満開になっていた。
『タンホイザー』は11/11(土)
初のオーケストラ伴奏! チケット販売中!
ワグネルガラコンは10/9(月・祝)
入場整理券はワグネル関係者または
wagner.ob.choir@gmail.com
Tel:047-478-7628(桑田)
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