人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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ブリュッヘン ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」

2010-03-02 05:07:47 | 音楽
「18世紀オーケストラ」、古楽器によるLIVE演奏である。さばさばした、薄い響き
だ。指揮者ブリュッヘンは演奏前に徹底した練習を行い、7年の歳月をかけてベー
トーヴェンの交響曲全集を完成した。(本演奏は1990年12月)

18世紀オーケストラは「18世紀の傑作を、それにふさわしい優れた演奏で紹介す
る」コンセプトで作られたものである。

第5番「運命」は18世紀の作品であろうか?
答はNein.(=No.)1808年12月22日ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場における
初演である。その日は、第6番「田園」が第5番、第5番「運命」が第6番となって
いた。聴衆は寒さに震え上がったという。

なお、第5番を「運命」と呼ぶのは日本だけということだ。


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