人生ブンダバー

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9/12 『マンザナ、わが町』(鵜山仁演出)★★★★★

2018-09-15 05:00:00 | 演劇

鵜山仁さんが演出するお芝居を、無論すべて観ているわけではない。
しかるに、お芝居を観るのは鵜山さん演出のものがほとんどだ。

いつだったか・・・・・・いや、正確には、平成16(2004)年7月7日(水)
に、B.クラーク作『請願』(Castは鈴木瑞穂、草笛光子。この演出は
鵜山さんではなかった。)というお芝居を、娘と新国立劇場小劇場へ
観に行った時に、バッタリ、鵜山さんとお会いし、優しく、「あれ?、
お芝居はお好きでしたっけ?」と言われた「記憶」がある。


それはさておき、先日、お会いした折りに、やや遠慮がちに、「もし
よろしければ・・・・・・」と『マンザナ、わが町』のチラシを頂戴した。


9月12日(水)、紀伊國屋ホールで1時30分の公演を観る。


「日本人海外移住150周年記念」としての再演(正確には再々演)だ。

第23回読売演劇大賞優秀作品賞・同賞最優秀演出家賞(鵜山 仁)・
同賞優秀女優賞、第50回紀伊國屋演劇賞個人賞(熊谷真実)などを
受賞している。


時;1942年3月下旬の5日間
場所;カリフォルニア州オーウェン群マンザナ→こちら

Cast
ソフィア岡崎;土居裕子
オトメ天津;熊谷真実
サチコ斉藤;伊勢佳世
リリアン竹内;北川理恵
ジョイス立花;吉沢梨絵


井上ひさしのお芝居には、多くのユーモアの中にも、歴史的事実を背
景にした社会性というのか、一種の「プロテスト」がある。
私がハッとしたのは、
・ナチス・ドイツにおけるユダヤ人強制収容所と、米国における日系
 人収容所とどこが違うのか?

「わたしたち人間は、国家や民族を超えて、人間が地球という世界を
一つの共同体として、すべての人間が平等な立場で所属することが大
事です」(井上ひさし)


脚本(台本)、演出、俳優と三拍子そろったお芝居!
これから来年1月まで全国巡業に出るが、絶対のオススメだ。

この感動はなかなか筆舌に尽くしがたいが、最後の10分間は涙々だっ
た。


それにしても、演じる方も観る方も、ものすごい集中力が必要だ。





○か×かという二値論的な思考には注意しなければならない。
100点満点はなく、すべては、70点から90点の間?



いささか余談だが、入口で藤代修平さんが忙しそうにチラシを配って
いた。



チラシ


プログラム



プログラムより 鵜山さんと出演者




11:58


11:59 そろそろ散髪に?


12:03


12:09 あざみ野


12:38 渋谷


12:40 ハチ公前


12:41 山手線渋谷


12:48 新宿


12:51


12:52 東口


12:53


12:54


12:54 紀伊國屋書店


12:55


12:55


12:56 2階


13:07


13:08 4階


13:08 紀伊國屋ホールへ

右側の受付で、私の「当日預かり」を探していたら、
「どなたのご紹介ですか?」
「××です(私の名前)」
「(ですから)どなたのご紹介ですか?」
「あ、失礼、鵜山さんです」
「では、左側のテーブルです」


13:09


13:13 入り口を入ったところ


13:14


13:16


13:17


13:30


15:09 15分間の休憩


15:10


15:11


16:47 お開き


16:49


16:51


16:54


16:56 8階ディスク・ユニオンを覗く。


17:09


17:23


17:23


17:26 JR新宿駅東口


17:29 山手線新宿


17:37


17:42 田園都市線渋谷


18:09 あざみ野に戻る。

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