人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

8/25 ホリヤンを囲む会(長文)

2018-08-30 05:00:00 | Weblog

8月25日(土)、暑いそして熱いあざみ野まつりからいったん自宅に
戻り、シャワーを浴びる。半ズボンから長ズボンに「お色直し」をし
て、高田馬場へ。


私は、桂歌丸さんではないが、原則として、先輩にしても後輩にして
も同期にしても「さん付け」としているのだが、時々敬称に迷うこと
がある。

--先日、「みんな大好きモーツァルト」を聴きにいったが、指揮者
の堀俊輔さんについても、私の原則からすれば、「堀くん」ではなく
「堀さん」だが、時として「堀ちゃん」がいいのか、「ホリヤン」が
いいのか、いや「堀先生」がいいのか、はたまた「マエストロ」とお
呼びすればいいのか・・・・・・。

とまれ、堀さん(ここでは以下「ホリヤン」にしよう!)から一度飲
まへん?(ホリヤンは大阪出身)という話があり、「ホリヤンを囲む
会」に集まった。

メンバーはすべて<ホリヤン繋がり>で、早稲田グリー出身のKさん、
Nさんとワグネル出身のHさん、Iさん、Uさんと私の7人だ。
ちなみに、ホリヤンとKさん、私は同じ五黄の寅だ。

Uさんが午後8時ごろなら行けますというので、まずは高田馬場の喫茶
「カンタベリー」に5時半に集合。現役時代のプログラムを見たりして
ひとしきり雑談後、7時ごろお隣のイタリアン「文流」へ。いずれも昔
からホリヤン行き付けの店だという。Uさんは思ったより早く、7時半
頃到着し、話に加わった。


話は45年以上前にタイムスリップ。
ホリヤンのおかげで、後から勘定したら、25(個、件)以上の話題で
談論風発。あっという間の4時間半であった。

ホリヤンがいなかったら、このメンバーでは飲まなかったことだろう
(笑)。--楽しい時間であった(「たまには」だから楽しい?)。


「25以上の話題」の内容は省くが、私が前々からプロ指揮者たるホリ
ヤンに訊きたかったことは、「オーケストラを指揮する時、練習では
喋るの?」というものだった(お答えは「省略」)。





いささか長い余談となるが、私の記憶の限りでは、昭和49(1974)
年東西四連で京都の同志社大学を訪問した時のこと。
到着して早々、同志社大学の大きな階段教室みたいな所で、関東勢の
歓迎を兼ねた集会があった。
各校の責任者(関学、早稲田では部長、同志社は幹事長)だか学指揮
(学生指揮者)が挨拶後、進行役の方(幹事校は同志社だった?)が
「ほかにどなたかお話ししたい方はおられますか?」
と言うので、いわゆる「お調子者」の私は、これは自分のことを言っ
ているのかなと思い込み、「ハ~イ」と手を挙げ、真面目な顔で大体
次のような話をした。

 え~、東京から参りましたが、大阪弁では、語尾を略すのが一般的
 なようですナ~。
 「そのようなことが言えますね」を「言えま」、「それはよろしい
 ですね、よろしおます」を「よろしおま」(--大阪弁のイントネ
 ーションで)。
 ところが、京都に来て、驚きました。京都でも「からすまる(烏丸)」
 と書いて、「からすま」と略すんですな~。

会場はシ~ンとなったが、その場におられた福永陽一郎先生(当時48歳)
が破綻一笑「すべったところがおもしろかったね~」と喜んでおられた
ことを覚えている。
--これは今でも時々、関学OBのMさんから「あれはめっちゃおもろ
かったワ~」と言われる。

「囲む会」の当日、ホリヤンから「いつのんやったか東西四連の集会で
こんな話をしたワグネルの責任者だか先輩がおって、慶應には上手い話
をするのがおんねんな~と思ったモンやけど、あれ、誰やったん?」
「そ、それは私です(笑)」
(そんなお話が飛び出したことにビックリ!)。

オチがある文章でお上手なホリヤンに褒められるとは名誉この上ない
(--と、お調子に乗るクセは今も変わらず?)。



堀俊輔『モーツァルトは振るべからず』(カワイ出版)1992年初版本

渋谷の旭屋書店(--今はない。)で見つけたものだ。購入日は平成8
(1996)年1月19日(金)。
この日、「囲む会」で記念にサインをいただいた。

ホリヤンの本はどれも話が具体的でおもしろい。ぶっちゃけた話は、サ
ラリーマンには書けないかな(笑)。


堀俊輔『こんな僕でも指揮者になれた』
(ヤマハミュージックメディア文庫本)2015年、こちらも初版本。

ホリヤンの生き生きとした(生々しい?)「人生」が語られている。
平成27(2015)年8月30日(日)、二子玉川紀伊国屋書店で購入。





16:09


16:10


16:12 大場町バス停


16:25 あざみ野


16:37 二子玉川


16:53 渋谷


16:57 ハチ公前


16:58 山手線渋谷


17:11 高田馬場


17:12 早稲田口へ


高田馬場は、49年前、大学受験予備校(一橋学院)に通う最寄り駅だ
ったので懐かしい。一橋学院は今でもある。→こちら



17:16
志賀直哉の旧宅はこのあたりかな~。全然違った方向に行ってしまっ
た。


17:21 高田馬場FI(F・I)ビル 昭和46(1971)年12月竣工

エフアイビルであって、エフワンビルではない。
私が予備校に通っていた「49年前」はここに何があったのかしらん。



17:21 
「平和の女神像」 山本豊一藝大名誉教授製作(S49[1974]年)
こちら


17:21


17:22 BIGBOX 黒川紀章設計、昭和49(1974)年竣工


17:23 F・Iビルへ


17:24 地下1階「カンタベリー」 
Kさんが既に来られていた。都響のお帰りだとか。


17:48 喫茶はホリヤンにご馳走になり、恐縮!


19:03 イタリアン「文流」


19:03 同上


19:14 白ワインからスタート


19:26

Uさんが遅れてやってくるとお隣の女性客から拍手が起きた。Uさん
は軽~く会釈。--「今日はプライベートですから」の表情!?


20:00


20:22 ポークが(も)おいしかった~。


21:06 デザート


21:07




22:06 記念撮影 文字どおりホリヤンを囲んで
(顔は見えないが)
前列左からNさん、ホリヤン、私
後列左からUさん、Kさん、Iさん、Hさん




22:13 山手線高田馬場より


22:26 渋谷着


22:32 田園都市線渋谷


22:55 あざみ野着

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 8/25 第32回あざみ野まつり | トップ | 8/27 元気かい »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブンダバー からすま編 (関学OB М)
2018-08-30 09:34:46
おもろかったです、拝見しました♪久しぶりに投稿しましたので、今回は簡単なコメントにします♪関東出身関西在住の嫁ハンもこのエピソードに微妙な反応でした(笑)今後も、面白いブログを期待しています♪
返信する
Re;ブンダバーからすま編 (katsura1125)
2018-08-30 09:47:10
関学OB Mさま
早速のコメント(早いですね~)、有難うございます。やはり分かりにくいですかね~(笑)。
今年の大阪は例年以上に熱かったようですが、ご自愛のほどお祈りします。
(地震でマンションは揺れたかしらん)。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事