人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

フジテレビ問題と本所次郎『閨閥』

2025-01-20 05:00:00 | 読書

この歳、70歳以上になると、大抵の物事は、オーバーにいえば、
「常識」(経験による判断)と「勘」(情報の「点」の寄せ集め)
で理解できるものだ。


昨年、12月に『女性セブン』、次に『週刊文春』が報じた、タ
レントNのスキャンダル問題は、今やまったくフジテレビに波及
している(詳細は省略)。


フジテレビは1月17日に社長会見を開いたが、内容的に「中途半
端」なため、ますます問題が大きくなっており、大株主の調査要
求、大スポンサーの提供見合わせなど、同テレビ開局以来最大の
経営危機といっても過言ではない。

同社の「人権」などの認識にかかわるガバナンスの問題が問われ
ている。


翻って、タレントNについては、「芸能活動を続けられる」どころか、(ファ
ンにとってはショックだろうが)最悪の場合はどこもスポンサーが付かず、
「永久追
放」ということも考えられるのかもしれない(あくまで「勘」だが)。


総務省も現時点では密かに注目しているだろう。政治家も動くか??(これま
たあくまで個人的推測)。



以前も触れたが、フジテレビの成り立ちについては、中川一徳
『メディアの支配者』(講談社文庫)に詳しい。


また本所次郎『閨閥』は鹿内一族を題材にした、徳間文庫書下
ろしの「小説」だ(ホリエモンが紹介している。→こちら)。

あくまで小説だが、小説とはいえ鹿内信隆氏や春夫氏(ではない
かと思われる人物)などについて、いささか「迫真性」(「生々
しさ」)のある書きぶりとなっている(詳細省略)。


しかし、本書は絶版となっているため、ネットでは文庫一冊が5
千円前後で取引されている。
ちなみに横浜市立図書館にもない。


私も『閨閥』を読んだが、最近譲ってほしいという人があり、マ
ーケット価格でお譲りした。



中川一徳『メディアの支配者』
(講談社文庫/ノンフィクション2005)



本所次郎『閨閥』(徳間文庫2004初版)
「本作品はフィクションであり、実在の個人・団体などとは一切
関係がありません」

直近のAmazonでは、現在、売値90万円(!)の値が付いている。
こちら


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○1/19(日)、都道府県対抗男子駅伝(NHK)を視聴。長野はは
たして強かった。


12:33 1区1km過ぎの集団


12:50 1区高校生から2区中学生へ「一心不乱」 

こういう場面には涙する。


14:37 
昨年2月にオープンした広島サッカースタジアム(「エディオンピ
ースウィング広島」):新しい広島の誇りだ。


14:45 最終区トップを行く長野チーム。そのまま大会新で優勝。


14:49 8位入賞争い。上の二人が7、8位。


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