団塊の世代が定年を迎え、登山ブームが帰ってきたようだ。山は年配の方でにぎわ
っている。また若い人も増えつつあるようである。そんな中、話題の映画「剱岳
点の記」を観た。
時は明治40年、測量のために「最後の山」剱岳初登頂を目指し、大自然に立ち向か
う柴崎芳太郎(陸軍参謀本部陸地測量部測量手)たちの感動物語である。
まず立山から剱岳にいたる大自然200日におよぶ「実写」に感動させられる。キャ
スト、スタッフともに命懸けの撮影である。今流行(はやり)のCGはいっさい使
っていない。元々木村監督は、7月13日(月)に古稀を迎える、映画キャメラマン
である。よくも映画にできたものと驚かされる。ブンダバー!★×5つ!
浅野忠信は自然な味を出しているが、地元の案内人役の香川照之がうまい。多くの
脇役も演技派で固めている。
ラストシーンには感動の涙ポロポロ(昔、「思い出ボロボロ」という歌があっ
た。)である。ハンカチをご用意願いたい。
<キャスト>
柴崎芳太郎(陸軍参謀本部陸地測量部測量手);浅野忠信
宇治長次郎(測量隊案内人);香川照之
松田龍平、宮崎あおい、仲村トオル、役所広司他
映画を観ている時は気づかなかったが、新田次郎の息子=藤原正彦の奥さん藤原美
子が出演していた。その3人の息子も出ていたようだ。
原作;新田次郎『剱岳 点の記』(文春文庫)
音楽;池辺晋一郎
監督;木村大作
全編を流れるバッハ「幻想曲とフーガ」、ヴィヴァルディ「四季」なども大きな魅
力である。
公式サイトはこちら
25×35cmの大きなパンフレット
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