峯村健司の『潜入中国』(朝日新書)を読む。副題は「厳戒現場に迫
った特派員の2000日」。峯村氏は朝日新聞記者。
同氏が中国特派員だったのは、2007年から6年間。当時の生の話をベ
ースに中国の内部に迫っている。
本書を読み始めて、私は同社の松山幸雄(→こちら)を思い出した。
調べると、なるほどお二人とも「ボーン・上田記念国際記者賞」を受
賞している(2010年と1976年。1976年はボーン国際記者賞)。たま
たま、かしらん。
朝日新聞には、「編集方針」にかかわらず(?)、「時々」優秀な記
者が出る。
<目次>
序章 異形の超大国は何を目指しているのか
1.中国軍の強さともろさ
2.サイバー空間を占拠せよ
3.宇宙開発への野望
4.世界最大規模のスパイ活動
5.中国、海軍大国への胎動
6.国境から見た北朝鮮
7.組織でみる中国軍の実像
終章 最後の中国特派員になるかもしれない
とくに「4」はおもしろい!
峯村健司『潜入中国』(朝日新書)
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本日は、令和元年11月11日。1が5つ並ぶ日だ。
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