本書は、平成30(2018)年度アジア・太平洋賞受賞(→こちら)&
新書大賞2019(→こちら)を受賞という話題作だ。
一般に、軍人は、将校(将官、佐官、尉官)、下士官、兵と分類され
るが、本書のタイトルである『日本軍兵士』の「兵士」は「兵」と同
義語と考えていいのかしらん。
本書は、「アジア・太平洋戦争」の日本軍兵士の「死に方」(なんで
死んだのか?)について、豊富な資料(史料)から分析したものと言
えるのかしらん。
7月に藤井忠俊『兵たちの戦争』を読んだが、本書もあわせ読むこと
によって、戦争(戦場)の「リアル」が浮かび上がる、と言えるのか
もしれない。
<目次>
序章 アジア・太平洋戦争の長期化
第1章 死にゆく兵士たち
第2章 身体から見た戦争
第3章 無残な死、その歴史的背景
終章 深く刻まれた「戦争の傷跡」
吉田裕『日本軍兵士』(中公新書)
* * *
<産経新聞より>
9/1(日) 軽減税率「複雑すぎる」 消費増税まで1カ月
・・・・・・今更の話?
9/2(月) 主張:厚労政務官辞任 説明なき雲隠れ許されぬ→こちら。
・・・・・・まったくそのとおり?
香港空港にバリケード 連絡鉄道も妨害
・・・・・・こうなると秩序あるデモとは言えない。このような行為は反対、
というか自分の首をしめることになる。
すべて左右の暴力主義は排さなければならない。
「60年安保」騒動の6/15全学連国会突入事件後、新聞7社は「暴力を
排し議会主義を守れ」という声明を出した。
もっとも共産主義国家などの全体主義国家にデモは認められていない
が。
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