人生ブンダバー

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深川八幡祭り

2008-08-18 04:27:35 | Weblog
16日に取り上げた山本一力『あかね空』の舞台は、深川(現在の江東区内)であ
る。深川は元々下総国だったが、家康が江戸に入ってから武蔵国に編入され、埋め
立てられた下町であり、新興住宅地であったようだ。紀伊國屋文左衛門の別邸跡地
は清澄庭園となっている。

深川の中心地は、『あかね空』にあるように富岡八幡宮である。その八幡宮のお祭
り、深川八幡祭りの3年に一度の本祭り--そのクライマックスである神輿(みこ
し)連合渡御(とぎょ)が17日(日)に行なわれたので初めて行ってきた。深川、
門前仲町は、プロフィールにあるように「楽しい倫敦」さんの地元である。


朝9時20分過ぎに清澄白河(駅)へ到着。清澄通りから深川資料館通りに入ると、
すでに各町の神輿(みこし)が「三好三四」を先頭にスタンバイしていた。無論、
全員町内半纏(はんてん)着用、大変な熱気である。全員が「日常性」を忘れ、
祭りに参加している。「前へー」、「ワッショーイ、ワッショーイ」の掛け声と
「一体感」に一種の感動、涙が出てくる。


祭りには酔っ払いがいるイメージがあるが、深川八幡祭りには酔っ払いはおらず、
暴走族もいない。いるのは「江戸の庶民」ばかりである。


オーストリアのフェスタでは町内ごとに街を行進をしているのを見たことがある
が、日本人の祭りには「ワッショーイ」と神輿がよく似合う。最初は遠慮していた
が、日本人の血が騒ぐのか、気がついたら興奮して手拍子と掛け声を一緒にやって
いた。以下、久しぶりに「写真ニュース」としましょう。

(深川資料館通りから清澄通りへ)



(奥州平泉から参加の神輿)



(永代通り木遣りの先導)

木遣りの先導に続いて、今年は55基の神輿が続いた。向こうに永代橋が見える。

(永代通りの水掛け)

別名、水掛け祭りの名前どおり、神輿の担ぎ手には盛んに水が掛けられる。

(永代二北の神輿 新川にて)

「楽しい倫敦」さんはおられるかしら?



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2 コメント

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もうちょっと後 (楽しい倫敦)
2008-08-19 21:05:18
昼食休憩を終えて動き出したあたりで合流、永代橋の山場で10分ほど、あとは休み休み2回担ぎました 3回目は気がつくと周りが女の子だらけで担ぎ棒の位置は下がるし、重くてかなわんわで早々にエスケイプしました
返信する
Unknown (katsura1125)
2008-08-19 21:31:05
お神輿を担ぐのも易しそうで難しいものですね~。
うちのお祭りはまったくの新興住宅地(やっと30年)でほとんど何もなく、うらやましい限り。
返信する

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