何回読んでも涙を禁じえない本が3つある。山崎豊子『大地の子』、山崎朋子『サ
ンダカン八番娼館』(いずれも文春文庫)そして高杉良の『祖国へ、熱き心を』
(新潮文庫)である。
平成13(2001)年2月14日の新聞に小さな訃報が掲載された。
(--切抜きを保存している。)
「和田勇氏(日本オリンピック委員会名誉委員)12日午前1時30分、急性肺炎のた
めロサンゼルス郊外の病院で死去、93歳。日系2世で、1964年の東京五輪招致のた
めに中南米諸国を回って尽力するなど、日本スポーツ界の恩人といわれる」
本書は、和田勇の感動物語である。高杉良が和田勇のことを書くように人から勧め
られた時に、「(和田さんに)お会いしても書くとは限りませんよ」と言ったそう
だが、その成果がこのノンフィクションである。筆者自身が和田氏への共感を持っ
て筆を進めていることが分かる。まだ読んでいない人(--とくに若い方には。)
はだまされたと思ってぜひとも読んでいただきたい。
ンダカン八番娼館』(いずれも文春文庫)そして高杉良の『祖国へ、熱き心を』
(新潮文庫)である。
平成13(2001)年2月14日の新聞に小さな訃報が掲載された。
(--切抜きを保存している。)
「和田勇氏(日本オリンピック委員会名誉委員)12日午前1時30分、急性肺炎のた
めロサンゼルス郊外の病院で死去、93歳。日系2世で、1964年の東京五輪招致のた
めに中南米諸国を回って尽力するなど、日本スポーツ界の恩人といわれる」
本書は、和田勇の感動物語である。高杉良が和田勇のことを書くように人から勧め
られた時に、「(和田さんに)お会いしても書くとは限りませんよ」と言ったそう
だが、その成果がこのノンフィクションである。筆者自身が和田氏への共感を持っ
て筆を進めていることが分かる。まだ読んでいない人(--とくに若い方には。)
はだまされたと思ってぜひとも読んでいただきたい。
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