12月27日(日)、寒波襲来、冷え込んだ日曜は今年47回目の演奏会。
OB合唱団須田さんからチケットを購入したコール・クライネス。
コール・クライネスは、東京工業大学が中心となり、フェリス、日本女
子、清泉女子などの学生で構成される混声合唱団である。団員数は、
プログラムメンバーでちょうど150名。全日本合唱コンクールでは16
年連続金賞を受賞!
コール・クライネスも気づいたら、聴きに行くのは3回目だ。
会場は、乗り換えなしで行ける、すみだトリフォニーホールというのは
まことに便利だ。
<プログラム>
1.マンテュヤルヴィ作曲
Four Shakespeare Songs
More Shakespeare Songsより
指揮;菊地海杜(学生指揮者)
2.三善晃作曲、宗左近作詩
混声合唱と2台のピアノのための「交聲詩 海」
指揮;岩本達明 ピアノ;岩本晃子、山部陽子
3.ブルックナー作曲 ミサ曲第2番
指揮;大谷研二
横浜シンフォニエッタ・メンバーによる管楽アンサンブル
つたないながら、ひと言コメントご容赦のほど。
1.マンテュヤルヴィ作曲
Four Shakespeare Songs
More Shakespeare Songsより(10分)
指揮;菊地海杜(学生指揮者)
シェイクスピアの4つの詩を合唱曲にしたものでおもしろかった。
いつの時代の作品なのかしらん?、と思って調べてみたら、作曲者は
1963年生まれのようだから、まだ52歳、現代の作曲家である。
学生指揮者の指揮ぶりは、いかにも素人っぽかったが、指揮の意図
はなかなか徹底しており、合唱もよく反応、すばらしかった。
--休憩10分間--
2.三善晃作曲、宗左近作詩
混声合唱と2台のピアノのための「交聲詩 海」(11分)
指揮;岩本達明 ピアノ;岩本晃子、山部陽子
楽譜は見ていないが、構成も難しそうな曲。全開のピアノ2台による
伴奏。それに負けない(約)150人の合唱。
岩本先生(県立高校の先生?)のステージは初めて聴いたが、なんと
いえばいいかしらん、小澤征爾ばりの「熱い指揮」がすばらしかった。
最後は、岩本先生とピアニストに花束贈呈。
--休憩20分間--
3.ブルックナー作曲 ミサ曲第2番(36分)
指揮;大谷研二
横浜シンフォニエッタ・メンバーによる管楽アンサンブル
管楽アンサンブルは15人だったかしらん。ブルックナーの大曲ミサ曲
第2番も初めて聴いたが、管楽器による伴奏は、どうもオリジナルのよ
うだ。大谷さんは指揮棒なしの指揮。
ミサ曲は、無論古い歴史があるわけだが、19世紀に生まれ、19世紀
に亡くなったブルックナーのミサ曲は、いろいろなものが詰まった、
さすがに立派なものだった(--と言うと偉そうだが[笑])。
「Kyrie」は音取りなしで始まり、ハッとしたが、管楽のチューニングで
合唱も音取りしていたんですね(笑)。3曲目「Credo」は、テンポが変
わる曲。全員暗譜の合唱は、姿勢もよく、また子音もキッチリとそろっ
てすばらしかった。
大谷先生と管のコンマス(オーボエ)に大きな花束の贈呈。全員でおじ
ぎ。
アンコールがあるかしらんと一生懸命拍手したが、アンコールはなし。
全精力を出し切ったということかしらん。
あえて難を言えば、プログラムの字が小さすぎた。p19~22の「卒団
生メッセージ」は家に帰って天眼鏡で読んだ(笑)。
座席は、1階19-22、通路前、中央の「特等席」。
すみだトリフォニーホールの場合、合唱の演奏会には2階の前列が音響
的にいいのかしらん?
水仙の季節
カリタス女子大学前
カリタス女子大学
「萬天」 サンマー麺がおいしい!
あざみ野
あざみ野駅構内
あざみ野
錦糸町着
錦糸町駅前から
開演前のすみだトリフォニーホール前
1997年10月26日 すみだトリフォニーホールこけら落とし
小澤征爾/新日本フィル マーラー交響曲第3番
白ワイン500円 ここのワインはなかなかに美味。
ロビー喫茶の上はこんなむき出し?
OBの皆さん?
葛飾北斎
終演後
北斎通り
バス「すみまるくん」
お正月の準備完了!
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます