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『諸君!』が創刊40年にして休刊になるという。理由は発行部数の伸び悩み。資本
主義の世の中、採算が取れなくなっては休刊もやむをえない。最近は、なぜか何年
も読んでいなかったが、今月は発売早々「最終号」を買ってきた。
以前書いたと思うが、高校卒業後のわが国激動時代、新聞--とくに政治面をよく
読んだ。
当時、私は「(事実であっても)中国の意向に沿わないことは書かない」という趣
旨のことを公言していた朝日新聞(広岡社長--夏の甲子園で必ず登場した。)の
中国報道に批判的だった。(*)
そこへ登場したのが文藝春秋のオピニオン雑誌『諸君!』だった。新鮮だった。大
学時代は、とぼしい小遣いをやりくりし、毎号欠かさず読んでいたのではなかった
か。小泉信三は既になかったが、『諸君!』で田中美知太郎、福田恒存、七平と夏
彦の二人の山本を知った。『諸君!』はわが青春そのものだった。
(*)詳しくは Wikipedia 「朝日新聞の中国報道問題」参照
『諸君!』2009年6月「最終号」
『諸君!』が創刊40年にして休刊になるという。理由は発行部数の伸び悩み。資本
主義の世の中、採算が取れなくなっては休刊もやむをえない。最近は、なぜか何年
も読んでいなかったが、今月は発売早々「最終号」を買ってきた。
以前書いたと思うが、高校卒業後のわが国激動時代、新聞--とくに政治面をよく
読んだ。
当時、私は「(事実であっても)中国の意向に沿わないことは書かない」という趣
旨のことを公言していた朝日新聞(広岡社長--夏の甲子園で必ず登場した。)の
中国報道に批判的だった。(*)
そこへ登場したのが文藝春秋のオピニオン雑誌『諸君!』だった。新鮮だった。大
学時代は、とぼしい小遣いをやりくりし、毎号欠かさず読んでいたのではなかった
か。小泉信三は既になかったが、『諸君!』で田中美知太郎、福田恒存、七平と夏
彦の二人の山本を知った。『諸君!』はわが青春そのものだった。
(*)詳しくは Wikipedia 「朝日新聞の中国報道問題」参照
『諸君!』2009年6月「最終号」
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